ペルソナ2 罰 感想

  • 2017.03.24 Friday
  • 22:54
ペルソナ2 罰


今なお名作とされているにも納得の作品でした。
シナリオは「罪」のほうが人気のようですが、それは「罰」が
「罪」ありきの作品だからかもしれません。
どちらが欠けても成立しない作品ではあるのですが、私は「罰」のほうが好きかな。
追加シナリオも違和感のないものでとても良かった。

エンカウント率は改善されており、ローディングも良くなった気がします。
なんとなく立ち絵も綺麗になったような。

主人公たちが社会人であるところも楽しい。
あまり社会人RPGって見かけない気がするのですが、
中高生が世界の命運を握るよりもこちらのほうが好ましい。

この作品では大人が「大人」であろうとする姿が心を打つものがありました。

以下ネタバレ感想。
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ペルソナ2 罪 感想

  • 2017.03.09 Thursday
  • 23:00
ペルソナ2 罪


言わずと知れた名作。
リメイク版においてアラは見受けられますが、なによりシナリオが素晴らしい。
今も多くのファンに支持される理由が頷けるというもの。
「チョづいてんじゃねえぞ」など、やや時代が感じられる部分はありますが、
描かれているテーマそのものは普遍的なものですので、あまり気になりませんでした。

正直、2罪シナリオやキャラの出来が良すぎて、やや複雑な気持ちになりました。
至るところで3や4の原型である要素が見受けられるためです。
しかも、2罪のほうが、そのすべての要素の組み立て方に整合性と必然性がある。
恐ろしいぐらいすべての要素に意味を持たせています。

つまり、一見して個性的なキャラクターたちも、ただなんとなくそうした性格になったわけではなく、
それぞれの人生があり、各々の過去があるゆえにそうした性格になったことが描かれます。
その緻密さや論理の組み立て方、人の心理の描写は秀逸です。
キャラクター達がこの作品で生きている実感を得られるところが最大の長所でしょう。

恐らく当時、かなりの考察があったであろうことは想像するに難くないので
さらっと感想を書くだけに止めます。
ただ、このブログは自分の解釈を整理する意味で書いているものなので
ちょっと考察っぽい感想を書くかもしれませんが、自分のために書いているのでご容赦を。

ペルソナシリーズはペルソナ3から入りました。
次にペルソナ4ザ・ゴールデン、それからペルソナ2罪をプレイしています。
ペルソナ5は未プレイです。

まずは大まかな感想から。

ローディングの長さは擁護のしようがないです。ひたすらたるい。
データインストールでも尚このローディングの長さは厳しい。

戦闘も、もっさりした挙動とキャラがちまちましているので、プレイしていてイライラします。
更に地獄のようなエンカウント率の高さで白目になること請け合い。
特に序盤は荒唐無稽な展開で、親切なチュートリアルのたぐいもなく、
訳もわからぬまま進めていくので飽きるかもしれません。
悪魔と交渉する「コンタクト」も、攻略サイトを見ない状態では
序盤だと失敗することが多いのもイライラに拍車をかける。

ただ、それまでの伏線を回収し始め、物語の全容がつかめる
中盤から一気に面白くなります。
うわさがうわさを呼ぶ展開、無邪気な好奇心や恐れが現実になって
うわさと現実の境目があいまいになっていくのは、とても不気味で面白い。

ちょうど中盤からはレベルの低い雑魚敵のエンカウント率を抑える
「エストマ」が使えるようになるのも大きい。

また、スタートボタンで戦闘の演出スキップが出来ます。
(これに気づいたのも中盤だった)

「戦闘の快適さ」という一点では後続作であるペルソナ3以降の作品に軍配が上がります。
悪魔との交渉は旧作ファンから根強い人気がありますし、プレイしてみて面白さが分かりました。
ただ、「コンタクト」がテンポを良くしているとはお世辞にも言えない。

ペルソナ2罪ではコミュシステムがないため、実質「コンタクト」で
キャラクターの人となりと悪魔の性格をかいま見るシステムでもあります。
そのため、これは単純に好みの問題かもしれません。

もちろん、細かい設定が非常に凝っており、待機時の会話もかなりまめに変わるので
キャラ達の性格は街で話しかけるときにも見えてきます。

また、「ペルソナ」というタイトルに内容や雰囲気が
最も合致しているのは、ペルソナ2罪のほうです。
ユングの影響を至るところで強く受けていますね。

3以降のキラキラしたおしゃれな雰囲気も、格好良いとは思います。
「ペルソナ」というテーマでは、2のどこか薄暗い雰囲気や
音楽のほうが合っているように感じました。

罰はこれからプレイ予定です。
プレイ予定がある方は、ネタバレを見ないことを推奨します。

以下ネタバレ感想。
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悠久のティアブレイド クレイドル+トゥルー 感想 

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 22:54
悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- - PS Vita


クレイドルルート+トゥルーエンドの感想です。

総合的に評価すると、秀作と呼べる作品だと思います。

一部気になる部分はありましたが、ルートごとに戦闘や敵の攻略法が異なる点、
ティアブレイドへの情熱が感じられる点、甘さもそこそこある点を加味すると
他の乙女ゲームと比べて満足度は高いです。

どのキャラも見せ場が用意されており、キャラの特性を活かした戦闘であったり
恋愛展開であったりするので、買って損はありません。
モブキャラにもドラマが用意されているので、ティアブレイドの世界観に
奥行きが生まれています。

主人公イヴも役立たずというわけではなく、その場にいる必要性のある
キャラクターとして設定されている部分が好印象でした。

以下ネタバレ感想。
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悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- ロウ 感想

  • 2017.02.27 Monday
  • 22:59
悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- - PS Vita


ロウルートの感想です。
人によっては地雷ルートになりかねないものでした。

仕上がりが悪いという意味ではありません。
シナリオの出来としては、盛り上がりどころもあって、良いほうだと思います。

今回も敵の攻略法が異なっている上、過去のなにげないやり取りが
伏線だったことが明らかになります。
ただ、展開の関係で致し方ない部分ではありますが、この作品は乙女ゲームですので、
恋愛過程の描写という意味では物足りないというのが正直なところです。

以下ネタバレ感想。
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悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- ヤジュル 感想

  • 2017.02.25 Saturday
  • 03:12
悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- - PS Vita


ヤジュルルートの感想です。

彼のルートは濃かったです。
なによりヤジュルとイヴの心理描写が非常に丁寧で、好感が持てました。
ヤジュルルートをプレイできただけでも買ったかいはあった。

シュド&アタルヴァとはまた異なる展開で面白かったです。

以下ネタバレ感想。
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Lifeline:無限の途中 感想

  • 2017.02.24 Friday
  • 20:46




SFサバイバルアドベンチャーゲーム。
今作は「Lifeline」「サイレント・ナイト」の続編です。
そのためこの作品から始めようとすると、なにがなんだかわからないかと。
主人公はお馴染みタイラー。

率直に言うと、この作品が今までの一連のシリーズの中で
最も退屈に感じました。

伏線の回収というよりも、伏線を投げたままで終わるので、本当に「途中」です。
物語として一応のオチはつきますが……。
また、出てきたキャラクターに対して、今まで以上に掘り下げが甘いように思います。

以下ネタバレ感想。
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悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- アタルヴァ 感想

  • 2017.02.21 Tuesday
  • 19:50
悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- - PS Vita


アタルヴァルートの感想です。

大まかな流れはシュドと一緒ですが、敵の攻略法が大きく異なり、
そこからシナリオも別の展開になるのが好印象でした。
攻略法もキャラの特性を踏まえています。

ティアブレイドもアタルヴァ仕様になっているのは嬉しい。
凝ってますね。こういうこだわりに、制作陣の情熱を見る思いです。

以下ネタバレ感想。
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悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- シュド 感想

  • 2017.02.18 Saturday
  • 18:46
悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- - PS Vita


乙女SFファンタジーADVゲーム。全体的に完成度が非常に高いです。
立ち絵やスチル、背景、UIなどのグラフィック関連はどれも美しい。
肝心要の人型兵器ティアブレイドのデザインが格好良いのも素晴らしい。
音楽も良いです。

なにより特筆すべきなのはシナリオ。
ボーイ・ミーツ・ガールの基本、創世記などのモチーフ、
加えて物語としての面白さもありつつ、乙女的な萌え部分をしっかり抑えています。
SFファンタジーとしての理屈付けもよく出来ていて、
目立つ論理的な破綻がなかったところが好印象でした。
説明は簡潔明瞭で、誰にでも理解しやすいです。

クラークの三法則曰く「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」といいます。
アインシュタインが光子を実証するまでは、マクスウェルを始めとした多くの物理学者が
「光は電磁波の振動によるもの」「物質のみが量子力学の法則に従う」と考え、
「光が量子化される」という概念を受け入れるまで時間がかかったように。
ロボット工学三原則もちゃんと組み込まれていました。

こまごまとした説明は「ワード」に放り込んだのも良いですね。
難しすぎる説明文をだらだらと繰り広げたり、長い戦闘描写などで
物語のテンポが落ちることもなく、演出とのさじ加減がちょうど良かったです。
キャラクターも、メインキャラだけでなくモブキャラにも人間味があって好感触でした。
カーマインが格好良い。

主人公も可愛いです。純粋無垢ですが、単なる良い子ちゃんではなく、
人としての感情表現がちゃんと示されていて、
共感できるのも好ましく思いました。

もう一点、AIを搭載していない無機的な機械たちと
心が通うような描写があるのも好きです。
なにげに人外との絆の描写が多いように思えます。

余談ですが、無機的な機械との絆という意味では
「戦闘妖精・雪風」がお薦めです。

以下ネタバレ感想。
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Lifeline:フラットライン 感想

  • 2017.02.16 Thursday
  • 20:29




ホラーサスペンスアドベンチャーゲーム。舞台はどこぞの砂漠にある廃病院。
主人公はウィン。彼女は妹デリアを探している途中で事件に巻き込まれます。
単品で遊べますが、「Lifeline2」「クライシスライン」の流れを汲んでいる部分があるので
プレイしているとより楽しめます。

今回は今までの作品の中で最も恐怖感を煽られる内容でした。
「反応抑制器」「心拍数」などが表示されるUIが更に不気味さを引き立てます。

また、今までと違って主人公ウィンとの交流方法は「彼女の脳内に直接語りかける」、
いわゆるテレパシー形式。彼女が望んで通信をするわけではないため、
序盤でウィンからの好感度はやや低めです。邪険に扱われることもあります。
ウィンの置かれている状況を考えると、多少の八つ当たりは無理もないと感じました。

目覚めたら死体の転がってる部屋にいて、探してる妹はおらず、
頭に何らかの装置を埋め込まれる手術をされた形跡があり、
更に見知らぬ人からの声が脳内に響いている状態。
キレて当然かと思います。(罵られるわけではなく、嫌味を言われる程度です)

かなりハラハラしましたが、今回も面白かったです。
心に突き刺さる展開も多いように感じました。

以下ネタバレ感想。
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Lifeline:クライシス・ライン 感想

  • 2017.02.12 Sunday
  • 22:49




クライムサスペンスアドベンチャーゲーム。
舞台はアメリカ、テキサス州オースティン。
主人公はアレックス・エスポジート刑事。
単品で遊べますが、「Lifeline2」の続編でもあるのでプレイしているとより楽しめます。
知らなくても進行上の問題はないかと。

一部SFファンタジー要素はありますが、起こる殺人事件そのものは
超常的な要因によるものではありません。
地道に聞き込みをして、証拠を集めて普通に捜査する展開だったのが好印象でした。
殺人の動機や手法も現実的なものです。

自分の端末に問題があるのか、通知がうまく来なくてなかなか話が進みませんでした。
他のシリーズは問題ないのですが……。

アレックスは、序盤でそれまでの彼を取り巻いていた世界、
信じていた常識をぶち壊されるような経験をします。
そのため、混乱した彼は一種の自己喪失に陥り、自分の判断力に自信をなくす羽目に。
プレイヤーはそんなアレックスの精神面の補佐と、実質的な捜査のパートナーの役割を果たします。

アレックスにもパートナーはいるのですが、序盤に起こるとある出来事のせいで
他の誰にも打ち明けることができなくなるのです。
最初だけ皮肉めいた調子で話すものの、その後は突っかかってくることもなく、
代わりにアレックスが少しずつ心を開いてくるのが嬉しい。

ところで、ブログを開設してから10年が経ちました。
いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。

以下ネタバレ感想。
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