ウォッチドッグス 感想
- 2018.06.26 Tuesday
- 00:12
ウォッチドッグス コンプリートエディション 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
18歳以上対象オープンワールドアクションアドベンチャー。
都市のすべてのインフラがブルーム社によるctOSシステムに管理されている2013年のシカゴ。
そんなシカゴで暗躍するハッカー、エイデン・ピアースはctOSシステムを不正に
ハッキングすることによってさまざまな利益(金銭や個人情報など)を享受していた。
ある日、仕事で不正ハッキングをしていた報復を受け、姪である6歳の女の子を
交通事故で死なせてしまう。怒りに燃えるエイデンはハッキング技術を駆使して復讐を決意する。
なんといってもシカゴを舞台にあちこちハッキングできるところが刺激的で面白いです。
オンライン対戦は急に割り込まれると鬱陶しいので設定でオフにすることを推奨します。
主人公エイデンは、ロビン・フッドよろしく犯罪を憎み街であらゆる犯罪者に
正義の鉄槌を下しています。一般的な犯罪者からギャング集団まで、とにかく
エイデンの『正義フィルター』に引っかかる奴はとりあえず破滅させるスタンスです。
シナリオは復讐が軸となるので暗いのですが、飽きさせなくて面白かったです。
正義を下すためにときに独善的な振る舞いも辞さない主人公エイデンですが、
作中でエイデンの矛盾が指摘されたところも良かったです。
また、18歳以上対象だけあって、ちょっとしたエピソードもかなり作り込まれていて、
ときには震え上がるような話がさらっと織り込まれていました。
プレイヤーがうるさく感じない程度に、システムに依存した社会に
警鐘を鳴らす社会派な側面もあり、見応えがある作品だったと思います。
慣れるまでちょっと時間がかかりましたが、慣れてしまえば楽しい。
武器はなんといってもグレネードランチャーがお気に入りです。
もうめんどくさいのでぶっ放せばとりあえず全部吹っ飛ぶ感が好き。
あとよく使ったのはサイレンサーのついてるハンドガンとアサルトライフル、爆弾系かな。
物語は姪を死なせる交通事故の(文字通り)引き金となった男、
モーリス・ヴェガを問い詰める場面から始まります。
以下ネタバレ感想。