三国恋戦記〜オトメの兵法!〜

  • 2010.12.30 Thursday
  • 20:33
三国恋戦記 ~オトメの兵法!~ 通常版 (Windows7対応)
Daisy2 (2010-05-28)
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全年齢版乙女ゲーム。主人公は三国志そっくりの世界に飛ばされてしまい、良く分からないながらも孔明の弟子として働くことになる……という感じでシナリオが展開していきます。
システム、音楽共に文句のつけどころがありません。何より絵が素晴らしくキレイです。立ち絵の表情がくるくるとよく変わるので、見ていて飽きません。スチルも立ち絵も同じクオリティなので、スチルなしの場面でもお腹いっぱい。
シナリオもかなり面白いです。本作は三国志のことがよく分からない方にもきちんと把握できるように、かなり親切に解説してくれます。主人公が知識がない状態でこの世界に飛ばされてきてしまうので、感情移入も出来る上にキャラが親切に教えてくれて一石二鳥。
攻略キャラは9人+αと豪華です。そして、どのキャラのルートにも手抜きがありません。捨てキャラがいないので、次に攻略する時のわくわく感がたまらないです。
万人にオススメできる良作です。声優さんも豪華で、配役によく合っているので楽しんでプレイ出来ます。
全年齢というレーティングを気にしてか、本作は鉄壁の健全さを誇ります。さすがです。しかし年齢制限があってもここまで恋に落ちるドキドキを表現してくれるとは、と特にえろに思い入れがない自分は嬉しくなりました。
2010年も終わりに近づいてきました。個人的に、2010年で一番面白かった乙女ゲームに本作を挙げたいと思います。派手さはなくとも安定していて、細部にまでこだわり抜かれた丁寧な作品ですので誰にでも薦められます。
以下ネタバレ感想。
最初は子龍狙いだったのですが、都督トラップに見事にハマり公謹さんからプレイしました。その後は意地で子龍→翼徳→隠しキャラ→仲謀→雲長→文若→玄徳→孟徳→師匠 だったと思います。おなごがみんな可愛い。

公謹さん
この糸目にしてやられました。さも興味なさげな素振りしてるくせにがっつり好感度上がりまくって気付いたら他の選択肢を潰されていたので最初は子龍くんに可愛そうなことをした……しかしスチルの美人ぶりが異常。そしてツンデレぶりに殴り愛が芽生えてきます。放っておくとすぐ死んじゃうので目が離せません。この人はドSの振りしたドMなんだと思います。

子龍くん
全国一万人の乙女に槍への殺意を抱かせた罪な御仁です。しかしボイスがよく合っていました。過去に飛ばされるイベントは子龍くんのものが一番好きです。そしてまさかのラブコメラッキースケベ担当。想いを自覚してからの慌てぶりと周囲がニヤニヤして見守ってる感じがすごくイイです。安定した一生を送れそうですので花ちゃんを嫁にやってもよい(何様)。しかしこのゲーム、年下組の安定感が尋常じゃないです。
このルートは師匠がすごくいい味出してましたが、後でプレイし直すと切なくて悶絶します。

翼徳
可 愛 い ! なんていうか、一生懸命な感じがよく出てて可愛いルートでした。一緒に食べ物もらいに行ったりするイベントにほのぼの。結婚したらすごい可愛いカップルになりそうです。玄兄と雲長さんが完全に夫婦のように二人を見守ってくれるのに吹いた。

早安
彼の「そんなんじゃねえよ」は私的殿堂入りボイスです。
最初は無感情だった声がどんどん感情が滲むようになって、っていう変化が感じられてニヤニヤしてしまいました。何でも出来てサバイバル能力も高い高スペック物件なので花ちゃんも将来安泰です。

仲謀
ケンカップル。最初は気に入らないと思ってたのに段々……という描写が丁寧で見ていてほほえましいカップルです。THE★王子様なので花ちゃんを嫁にやるなら仲謀がベストだと思います。誰とは言いませんが某都督のせいですれ違ったりした時も男らしく迎えに来てくれてキュンキュンしました。可愛いなあもう。

雲長
最初からクライマックス展開でどうしようかと思いました。
実は、最初の方の「馬のスピードを緩めてくれたから」「……ああ」っていうやり取りで「あれ?」と思ってはいたのですが、何となく察したのかな、と思いきやまさか伏線だったとは。過去に飛ばされた時も本来分からないはずの花ちゃんの台詞に普通に答えてたので、「え???」ってなってるうちに現代人だということが発覚。
設定補完ルートなはずなのにそれを感じさせないドラマチックな展開で熱くなりました……! そしてED後が格好よすぎる。花ちゃんがいないと無限ループし続けるのかと思うと本当にどうにかして助けてあげたくなります。もし花ちゃんが他キャラを選んでこの世界に残ることになったとしても、雲長さんは影に日向に花ちゃんをサポートするんだろうなあと思うと涙が止まりません。

文若
苦労がにじみ出ていてそのうちハゲるんじゃねえかとみんなハラハラ。駆け引きというものが出来ない分、何もかもに嘘がないので孟徳さんが重用した理由にも納得がいきます。
あれだけツンツンだったのに花ちゃんに転がって行く様子が丁寧でした。

玄徳
「駄目だ! 行くな!!」←三木さんボイスでこれ聞けた瞬間に、ああほんとこのゲーム買ってよかったな、と思いました。
あのじれったい展開の後の甘い展開にキュンキュンしてしまいましたよ!!!!
玄兄は花ちゃんが気になりだしたところの描写から二人がすれ違って結ばれるまでの描写がすごく丁寧で、何と言うかトキメキに溢れていました。いちゃらぶはそんなにないんですけど、お互いに自分を抑えて、でも相手のことが好きで、という感情がすごく感じられて切なくていいです。結婚したらすごく良いパパになりそう。そしてこの人何であんなに孟徳さんのこと嫌いなのか。水と油みたいな感じなのかなあ。玄徳さんと孟徳さんって似てる部分もあるから、すごく仲良くなって大親友になるか、すごく仲悪くなって敵同士になるかのどちらかしかないと思います。
芙蓉姫が可愛かったルート。芙蓉姫は格好いい上に美人だ……

孟徳
「秘密です!」と「どこへ?」「秘密♪」のやり取りが可愛かったです。
あとさりげなくお茶が高級品という時代背景がシナリオに織り込まれてて、知らないから普通にお茶を飲む花ちゃんと媚びるわけでもなく威張るわけでもなく、一切物怖じしない花ちゃんに興味津々な様子がすごく納得出来ました。
しかし、あまりにもダメすぎる大人ぶりに、とてもじゃないが花ちゃんは嫁にやれないと思いました。だって花ちゃんはすべてを捨てて孟徳さんのところに残ってくれたんだよ。本も所有権を奪われた状態で、何も持ってないのにおまいはまだ疑うのかと。そして花ちゃんをわざとらしく紹介しておいていざ疑われたらご立腹って、もうほんとにもう!! そりゃ疑うよ!
でも本を読んでもらって嬉しそうなところとか、手を繋いで「こうしたら見えないですね」に嬉しそうなところとか、孟徳さんが花ちゃんのことどんどん好きになるきっかけが見えて良かったです。でもあのノリで終始接してこられたら本気かどうか疑うのは無理もないと思うよ。花ちゃんが全てを乗り越えて孟徳さんの心に触れていく様子が本当に健気でした。
臆病なくせに信じてもらいたくて、傷つくのが恐いくせに自分のことは受け止めてほしくて、と相反する心にぐるぐるするダメな大人と、そんな孟徳さんに体当たりでぶつかっていく花ちゃんに萌えが止まらなかったです。
あとバッドエンド「泡沫」が良すぎた。本当に良すぎた。
すんげえ切ないんですよ。
これは是非見るべきエンディングです。その後二人の世界で幸せになってくれてほっとしました。しかしいつヤンデレが発動するのかと思うと花ちゃん逃げて超逃げて!と思わずにはいられない。

師匠
地味な外見のせいか、まさかこんなにハマることになるとは予想もつきませんでしたここで毎回花ちゃんが過去に戻った理由が判明して、ノーマルルートといい、シナリオがよく練りこまれています。そして師匠はもう存在そのものが卑怯です。
つーかエンディング!! まさか唐突にあんな展開になるとは思わずびっくりしました。距離を置きたいくせに手放したくなくて、ベタベタするくせに本当は大事すぎて手も触れられなくて、と、じたばたします。
ここで呉に花ちゃんをかっさらわれた時は内心イラッとしてるのかなと思いましたが、花ちゃんが幸せなら何でもいいのかもしれないと思いました。
芙蓉姫の「気付かない振りぐらいしてくれそうだけど」という一言にさすがの洞察力だなと感心しました。気付かない振りをする余裕なんて師匠にはなかったんだと。もうそう思うと師匠、結構必死ですよね。
最初は思ったより声が低くてびっくりしましたが、この声でエンディング付近の台詞囁かれるとたまらないものがあります。
それにしても10年越しの片思いか……! 花ちゃんには何かの拍子に師匠を「亮くん」って呼んで悶絶させてもらいたいです。晏而がすごくいい味出してたなあ。
しかし何度見てもエンディングは号泣ものです。「僕は君にとっていい師匠だった?」っていう台詞にどれだけの想いが詰め込まれてるのかと思うと、もう……!
そしてあの衝撃の展開に「え!? 嘘!!?」と素でPC画面にツッコミました。
本当に完全犯罪で終わらせるつもりだったんだなあこの人。理性が鉄壁すぎて太刀打ちできません。ED後は花ちゃんと思いっきり幸せになってほしいのですが、結局色々と頭が回りすぎるせいですれ違いそうです。師匠はたまには自分の欲望に従ってもいいと思う、というか理性に従いすぎててと精神的にどうにかなりそうで心配です。というか中盤、花ちゃんが振り回されすぎてて可哀想になりました。そしてEDの花ちゃんは本当に健気で可愛すぎる。

以下ネタバレ実況。全キャラのメモはなかったので中途半端ですみません。

翼徳さんルートにて
・猪って肉食? 花ちゃんかわいいwww
・花ちゃんのほのぼのした家庭いいなあ
・うわ……芙蓉姫の誘導尋問に引っかかっただけなのにここまで責められるとちょっと可哀想
・猫と語り合える男・玄徳さん
・いつも食べ物常備の雲長さん……実はすごい面倒見いいよね……
・食べ物が巡り巡って子龍にw
・これってまるっきり夫婦じゃん
・雲長さん全然動じないwww
・犠牲者www雲長さんwww
・隠れてる……めっちゃ隠れてる……
・雲長さんお疲れ様です
・鳳雛さん超イケメン

仲謀さん狙いのはずが隠しキャラルートへ
・仲謀さん狙ってたらまさかの隠しキャラルート……読めねえぞ恋戦記……
・段々声に感情が出てくるのがいいなあ
・公謹さん……ついでに花ちゃんが死んじゃってもいいと思ってるよなあ……超悪い人やん……
・でもこの時点で公謹さん好感度3つあるんだよなあ
・気になる子はいじめるタイプなんだな……
・やばい、「そんなんじゃねえよ」やばい。思わず登録しちゃったよ
・ああ、やっぱ消せって意味だったんだ……
・うおおお早安声めっちゃ優しいぃいい

最初から超クライマックスな雲長さん
・やばい広生さん妄想が止まらない
・ていうか広生さんは花ちゃんが現れるまでは半ば自分の運命を諦めと共に受け入れてしまってて、それほど元の世界に帰りたいっていう執着がないよね。「出来たら帰りたいけどどうせ無理だろう」的な。無限ループに陥っちゃったのはそれが原因なんじゃないかと
でもだから本をわざわざ取り戻してくれるのか……泣ける
・元の世界での名前や境遇なんかを忘れてしまうって、もう覚えていると辛いから世界に適応しようとしてしまってるってことで、ただでさえ本がないのにそんな諦めモードじゃ例え他の人の本に便乗しようとしても帰れないわなあ
・来た時に願ったことが「強くなりたい」的な感じだったら余計に花ちゃんが命賭けて救ってくれようとしたことで心の底から生きて一緒に帰りたいと願ったから帰れたんだろうな
・つってもパラレルワールドを移動し続けて全ての事象がちょっとずつ違っているわけだから、花ちゃんという不確定要素が介入しなくてもいつか強く強く「生きたい」と望むようになれば帰れたんじゃないかなあ。惰性ではなく。いや分からないけど
・だって雲長さん自身が「関羽」という駒を演じようと動いちゃってるし
・「関羽」ならやらないようなことをやるわけでもなし

孟徳さんルート
・何となく孟徳さんが花ちゃんに安らぎを感じる理由が分かる気がするなあ。孤独な立場だし
・ちょっとずつちょっとずつ逃げ道を潰されていくなああ
・でも嘘は吐かないっていう約束は守ってくれるんだ……
・いや、確かにあんたは手出ししなかったけどさあ……こういう展開になるってあらかじめ分かってたよね?
・大人って汚い……そして何てダメな大人なんだ
・ああでも孟徳さんには花ちゃんが必要だよね……!
元譲さんファイト!
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