赤ずきんと迷いの森 狼さん感想

  • 2012.09.05 Wednesday
  • 03:38
赤ずきんと迷いの森
赤ずきんと迷いの森 通常版


タイトル通り「赤ずきん」をモチーフにした18禁乙女ADV。
本作は大人な赤ずきんを主人公に、諸事情により擬人化した森の動物たちとあれこれするゲームです。
ファンシーなタイトルに反して、シナリオ展開はなかなかハード。
選択肢によって攻略対象まっしぐらルートと三角関係ルートに別れます。
本作は「Under the moon」や「いじわるMyMaster」などを手がけた方が企画原案シナリオを担当されています。
つまり、ルートに入るとエロ可愛い主人公が高確率で可哀想な目に遭います。

主人公は安定のエロ可愛い子で、とても女の子女の子した感じです。
赤ずきんをイメージしておりシナリオも前半はあざといまでの可愛らしく微笑ましい展開が続きますが、ルートに入ると話は一気に不穏な方向に進んでいきます。
18禁なので当然、アダルティな描写もたくさんです。
また、本作ではシナリオの都合上「狼さん」「山猫さん」などと通称で呼びます。

グラフィックは可愛さとエロさが同居しており、安定感があります。

以下ネタバレ感想。
とりあえず狼さんルート、三角関係も込みでクリアしました。 

えーっと…… 
狼さんの心理がちょっと理解しがたく、その後のプレイに大きな不安を感じます。
狼さんを見たときからこいつどっかで見たことあるなと思っていたのですが、あれだ、包容力のあるレオン様だ!と思って納得していたのですが、包容力は見せかけだけでした。

まずすごく本気で「ベイビー」だのなんだの言ってくる時点で「うわぁ……」と若干引きつつ、でもこういうのって様式美だよね分かる分かるよ、セーラームーンとかウェディングピーチでもこういうのやってた!と気力を持ち直して頑張る。私すごく頑張る。

稀代のかっこつけ兄貴担当だったのですが、主人公は迷いの森でうろうろしていたところで狼さんに出くわすんですね。
死を覚悟した主人公は狼さんに食べられるだろうと思っていたのですが、「まだ食べ頃じゃないから」という名目でなんだかんだ狼さんの家にお世話になることになります。

本当に分からないのですが、何故それまで大事に大事にしていた女の子を犯して性的な玩具にしてしまえるのか、まったく理解できない。本当に意味が分からない。
狼さんと主人公は諸事情により幼少期から顔見知りで、狼さんは主人公が忘れていることも承知の上で素知らぬ顔をして保護してくれるんですよ。

で、優しいんですよ。すっげー優しい。もうすんごい甘やかす。兄貴らしく振る舞っちゃう。主人公は安心しきってずっとこの家にいたいと考えるようになります。でも大きくなったら食べられるかもしれないと不安になるんですね。
で、まあ当然のように狼さんのことを好きになった主人公は告白しようとするのですが好きだとは言わず、「どうしたら大人になってもずっとここに置いてもらえるの?」と訊ねるんです。
狼さんはそこでイラッとして「食べられるのが嫌ならじゃあ出ていけばいいだろう?」というのですが、「行くところがない」と言う主人公に対して「食べられたくないなら玩具にでもなれば?嫌なら出て行けよ」とかほざくんです。
で、狼さんは断ってほしかったんですが主人公が「何をすればいいの?」といったことで急展開。狼さんは本当に主人公を無体なことをしてしまうんですね。

で、まあヤるだけヤッてから「こんなことで俺に取り入れるとでも思ったのか?バカな女」「抱かなければよかった」ですよ。そしてなんだかんだ言っといて以降は主人公と愛欲の日々を送ることになります。
もうほんとね、ここがほんと分からない。後で狼さんが「お前はもっと真っ直ぐな女だと思ってた、幻滅した」「ていうか好きならはよ言えよ」的なこと言ってしかも結局出ていけとか言うんですが、なんというか本当にこいつクズ野郎だな、と思ってしまいました。
自分の勝手な理想像を女の子に押し付けて何ぬかすか。

だってさ、行き場のない女の子を、それも小さい頃から知っててその子の過去も知っているような子を甘やかして、優しくして、家に泊めてさ。二人で仲良く暮らしちゃってさ。主人公はウキウキして家事とかやっちゃってさ。
その子が自分にすりこみのような好意を抱いてしまう可能性を大の男である狼さんが1ミクロンも考えなかったというのがあまりにも馬鹿で間抜けだと思うし、大体迫ってきたら「はいはい馬鹿言ってないでもう寝ろ」とかはぐらかすなりからかうなりして部屋に追い返せばそれで済むことだったじゃないですか?
本当に主人公を想うならまず主人公の申し出を断り、冷たく突き放した後に次の居候先の手配ぐらいしてやったらいいじゃないですか。そこでもすれ違いになるのに……手を出しちゃうんだ……

すったもんだして両想いになったときに狼さんは自分の気持ちの解説をしてくれるのですが、もう本当に分からない。罪悪感があって、見た瞬間に主人公が誰かわかって、尚こんな暴挙に出てしまうというのがさっぱり理解できませんでした。「言わなくても俺の気持ち分かってると思ってたからムカついてヤッた、今は後悔している」って。おい。

狼さんは主人公を愛してはいけないという気持ちと強い負い目があるんですね。でも処女の、まだお子様だと思っている主人公に手を出してしまう。ここがどうしても繋がらないです。意味が分からない。
その後の山猫さんがどうのこうの、森がどうのみたいな話もどうでもよくてもやもやしたままでした。

三角関係エンドは隙を突かれた狼さんがきつねさんにかっさらわれてって感じでした。きつねさんは勢い良く振り切ってて良かったです。
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