BLACK WOLVES SAGA -Bloody Nightmare- オージェ感想

  • 2012.11.30 Friday
  • 00:16
BLACK WOLVES SAGA -Bloody Nightmare-


猫種(キャッシィ)の双子王子の片割れ(ぶっとんでるほう)、オージェの感想です。

いけすかねえ猫耳野郎猫耳王子にニヤニヤされながら見下ろされて
「馬鹿なの?www死ぬの?www」されるのを楽しめる人じゃないと
精神的に厳しいものがあります。

しかもオージェ編は声優の吉野裕行さんの熱演もありますので
余計にダメージ食らいます。繊細な神経の方にはおすすめしません。
あと彼のシナリオは大半をメヨーヨルートに依存してるので
オージェ個人と交流する機会がびっくりするぐらい少ないです。

以下ネタバレ感想。
オージェ


恋愛性皆無でした。

ない。
ほんとにマジで、ない。絶無。

恋愛展開をここまで投げ出してると、
オージェを攻略対象にする意味なかったんじゃね?
と思ってしまう。

たまにはこんな風に好感度マイナスから始まるキャラがいるのも面白いなあと
のんきなことを思ってたんですが、オージェとは本気で何も起こらないので
それをグッドエンドとかしてしまうのはちょっとなあ……ともやっとしました。

オージェはメヨーヨに殺されたい、いじめられたいみたいなこと言ってたけど
その割に兄貴がおかしくなると軽く始末してしまうので
よく分からねえなあと思ってたんですけど、ひょっとしたら
オージェの中で母との「力比べ」で兄と勝利した瞬間に
何かが終わってしまった
のかな、と思いました。

過去編のオージェって割と普通じゃないですか。病気の兄貴を心配したりして。
だけど「力比べ」でオージェの中の何かが決定的に死んだ感じがするんですよね。
だからオージェが同じ顔のメヨーヨにいじめられて喜ぶのは
オージェの中にくすぶっている罪悪感と自罰感情の表れだと思う。

メヨーヨも主人公への執着という形ですさまじいトラウマになってますけど
オージェは本当に空っぽになってしまって、それがあの闇に繋がってるのかな。
どこかでオージェは共犯者でもある兄に複雑な愛憎を抱くようになったのかもしれない。
兄に手をかけられて自分が死ねば母と同じ被害者側になって罪悪感から解放される。
オージェは王位継承権とも無縁だから、自分の中の価値がどうこうとか
突き詰めることそのものを考えなくなってしまった感じがします。
オージェは既に、絶望のその先に行ってしまっているというか。

ぶっちゃけるとオージェって主人公嫌いだし、その理由は兄メヨーヨが
異常な執着を見せるのを理解できないためで、自分と同じ顔をした人が
そういう醜態をさらしてるのを見てるのって厳しいものがあると思うんですよね。

オージェは兄に自分を投影している。
で、もうそんな自分(=兄)を見ていたくない、だから殺してしまったのかなと。

オージェは兄が自分と同じ顔の双子だから異常にブラコンだっただけで
別にメヨーヨ本人が好きなわけでもない、と思います。

つか地下の拷問部屋でオージェを選ぶ主人公の気が知れない。マジで。
どっちかっていうと精神攻撃が専門なのね、オージェは……
メヨーヨの肉体攻撃のほうがマシかなあ……いや、でもなあ……

113「知らない幸せ」
オージェは依存が激しい子だったんだなあ
で、メヨーヨに代わって主人公が次の新たな依存先になると
オージェの尻尾が首に巻き付いて……
って、何だよこの不吉な終わり方wwwww

もっとこう、オージェが主人公を庇うようになって、
怪我の手当をするようになって、自分の感情の変化に戸惑いながらも
主人公を放っておけなくて……って苦悩してるところを書けば
一気に恋愛色出てきたのに何でそこ書かないの……?
オージェルートは主人公のためにメヨーヨに楯突くのが最大のカタルシスだろ
なんというかなあ……
オージェも主人公が嫌いではなかったけど、
メヨーヨがあんまり構うゆえの嫉妬だったってことだったのね

……とか考えてたら最後の最後でやられた……
ああうん……オージェはブレなかったね……
何だよ恋愛してねえじゃん……
やっぱ主人公が嫌いなまんまなのね……

こういう趣向で主人公を絶望させて殺したら面白いかな?って実行したんですか……
でも一応序盤でそういう伏線張ってありましたね。夢の中のやり取りで。
それか、主人公のせいでメヨーヨを手にかける羽目になって
ちょっとはあった情を憎悪が超えて、復讐することにしたのかな、とも
思ったんですけど、あの悪意たっぷりの最後の一言から察するに
最初から全部計画されたものだろうなあと思いました。

バッドエンドでオージェが主人公に一切興味を見せないのに対し、
こちらは一応、手をかけてくれるわけですからね。
このエンディング、それだけ兄メヨーヨが主人公に見せていた醜態は
オージェにとって耐えがたいもので、だからこそ自ら主人公を
手にかけることによってそれまでの鬱憤を晴らした、と解釈しました。

117「待ち望んだ自由」
美しく終わりましたね。
絶望感いっぱいの展開ですけど、このエンディング好きです。

絶望した主人公が選んだ方法、
まさにこのエンディングしかありえないと思います。
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

応援中

乙女ゲーム「白魔女と運命の恋」 乙女ゲーム「白魔女と運命の恋」

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM