Steins;Gate まゆり&萌都 感想

  • 2012.12.27 Thursday
  • 00:45
Steins;Gate(通常版)


正確には萌都エンドがないので「無限連鎖のアポトーシス」編の感想。
萌都を攻略できないのが、オカリンがブレてないなあと思いました。

以下ネタバレ感想。
萌都編「無限連鎖のアポトーシス」

なんかやたら色っぽいエピソードでした。
携帯を取り合ってもみ合ってる時にオカリンが、あのオカリンが
口をふさぐためにキスをするのにドキドキしました。
この期に及んで、こんだけ憎んでる相手なのに殴らない。(腕が塞がってたからですが)
で、普段あれだけ恋愛に興味ゼロなのに、咄嗟に男と女を思わせる対応!
テンションが上りますよ!

萌都は最初からすごく不安定な描写がされてて
CERN襲撃の時も直前まで迷ってたけど、
心の拠り所であるFBに言われると従わずにはいられない。
それが何となくオカリンにも理解出来てしまったのが
最後に繋がってるのが感慨深かったです。

でもオカリンはまゆりを何度も殺されてるから憎しみを爆発させてたのに
一緒にいて情が移ってしまうっていうのがすごくオカリンらしい。

そんな弱さなんて知るか!とばかりだったオカリンが最後の最後には
思わずああ言ってしまうのを、見ているこちらが理解できてしまうのがすごい話。
まゆりの死に激昂して走り回れるオカリンだからこそ
最後まで憎しみを貫けないのが、人間的な反応だと思いました。

そんで紅莉栖の「殺してでも奪い取れ、どうせタイムリープできる」
酷なことを言うことで却って背中を押してやるのが、
オカリンとはお似合いだなあと微笑ましくなりました。

あとは綯ちゃんにびびりました。完全にノーマークだった。

FBの正体は全然気付かなかったけど、自室で
萌都に「メール送りすぎだタコ」
「おめえのくだらねえ相談に全レスしてやったんだ、感謝しろ」から
とどめを刺さなかったのはうるっと来た。

FBのメールも心がこもってたし。
でもよく考えたらケーブルがCERNと直通な時点で
店長がグルに決まってたんだよなあ……

今際の際に「お前を、赦す」とか言ってしまうオカリン。
萌都は直前まで躊躇ってたからこその「ごめんなさい」なんだけど、
あの状況で「許さない、そのまま絶望して死ねよ」って言うのって
サイコパスでもない限り、実は相当な精神力がいると思うの……


まゆりエンド「透明のスターダスト」

まゆりはオカリンが好きなんだな、っていうのは序盤から感じてたことでした。
ただ、オカリンに恋愛感情があったかどうかというと微妙かもしれない。

オカリンの認識ってあくまでも妹じゃないかという印象だったけど、
まゆりエンドは紅莉栖とのお父さんイベントとかが発生しないから
あくまでも紅莉栖のことは意識しつつも良いお友達止まりで、
断腸の思いでまゆりを選ぶのも分かる。

失いたくないと思っているうちにまゆりが特別になり、
穏やかな恋愛感情になったってことかな。

まゆりがお墓でおばあちゃんに語りかけてるところは泣いてしまいました。
いつもほわほわしてて癒しになってたまゆり。
でもそれは、多分意図的な振る舞いでもあったんだなあというのが分かって。
いつまでもまゆりのために、まゆりのためだけに鳳凰院凶真やってる
オカリンのために、まゆりは幸福で、もう大丈夫ということを
態度で証明し続けていたわけですよね。

まゆりにとってオカリンって永遠に
王子様なんだなあと思えたエピソードでした。

オカリンにとってもまゆりと二人で過ごしてた時間は
すごく救いになってたのが伝わってきたけど、
何というか重みが違う気がする。

まゆりはかなりの覚悟を持ってオカリンの傍にいたんじゃないだろうか。
オカリンが望めばいかなる立場にも甘んじるような。
恋人にまでなれたのは結果論で、だからまゆりはすごく嬉しそうだったけど。

紅莉栖に「あんたは幸せになりなさい」と言われたことを、
うじうじせずに受け止めて「幸せにしてください」「ずっと傍にいさせて下さい」って
笑顔と共にオカリンに伝えるのに、すごくまゆりの精神力の強さを見ました。

ほわほわしてるキャラが実はしっかり者、ってよくある設定だけど
オカリンにとって重荷だと感じてて、オカリンと対等に渡り合える
紅莉栖の存在が明らかにオカリンに良い影響を与えてるのは
まゆりにはすごく重い事実だと思うんですよ。
まゆりのやり方ではオカリンを救えない(とまゆりが感じてる)現実。
でもそれでも追求せずに黙って受け止めようとするのが
まゆりなりの覚悟なんだろうと思いました。
後で「重荷になりたくない」とは言うけど、「だからこうして欲しい」とか
まゆりってそういった要求は一切しないんですよね。
「重荷になりたくない」の一言を言うのにもかなり躊躇ったんじゃないかと思います。

あとCERNにとっ捕まってまゆりが……のメール見た時は本気で凹んだ。
わかっててもつらい。

その後のオカリンと紅莉栖のやり取りと、
最終的にまゆりを選ぶ苦悩、
敢えて「紅莉栖を見殺しにする」とはっきり告げたオカリンに
こっちまで胸が苦しくなりました。

ここまで何かあったら紅莉栖に頼ってたのに
その紅莉栖を失わなければならない。

オカリンは意図的に、「紅莉栖を見殺しにする」って何度も言うのが更に辛い。
その現実から逃げずに自分に言い聞かせる感じがオカリンの正義感の強さでもあって
自分に精神的な逃げ場を与えないのって高潔な精神だけどすごくしんどい。
どうにもならないんだからそんなに自分を責めるなよ、と肩の一つも叩きたくなるよ。

序盤はあれだけ痛々しかった厨二病だったのに
タイムリープを重ねるうちにオカリンはそれを
意図的に鎧として使うようになるから本当に泣く。
というかオカリンにとってはずっとそうなんですけど。

特にまゆりに説明してる時はやばかったです。
同じ事を言ってるのに演技では声が震えてて、
切羽詰まってて、抑えきれない感情が見えてきて声優さんすごい。

そしてここで、紅莉栖を見殺しにする選択をしたオカリンが
CERNのPCにハッキングし、エンターキーを押す時に
震えながら堂々と、鳳凰院凶真として勝利宣言をするんですね。
「勝利の時は来た!」
もうこれが泣ける。

勝つこと、そうでなければ紅莉栖の犠牲の意味がない。

でもここの、「まゆしぃはもう、重荷になりたくないから」から
「なってねえよ……! なってるわけわけねえだろ……」と
鳳凰院から一気に岡部に戻った時が、
本当に振り絞るような声で泣いた。

そして結局最初の世界線に戻るのかあ……

でもここでまゆりが、「あんたは幸せになりなさい」という
紅莉栖の最後の言葉を覚えてて、
それを「神様」とする、というのがすごく優しくて
良いエンドだなあと思いました。
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