OZMAFIA!! カラミア&アクセル 感想

  • 2013.08.21 Wednesday
  • 01:23
OZMAFIA!!
OZMAFIA!!


シナリオは「開耶姫の季節」のゆーますさん、
グラフィックは「街で噂の伯爵様」「DIABOLIK LOVERS」のさといさん、
背景原画は「ガーネット・クレイドル」の雲屋ゆきおさんと
非常に少ないメンバーで制作された意欲作。元々は同人作品だったようで、
まずは無事に商業作品として発売されたこと、おめでとうございます。

ところで「開耶姫の季節」は続編があった気がしたんですが、
見る限り頓挫したようですね……。このブログでリアルタイムに
感想を書いていたので、感慨深いです(今は感想を下げています)

まず、音楽と原画は素晴らしいです。文句なしでした。
さといさんの美しいグラフィックをPC画面で存分に眺められる幸せは
筆舌に尽くしがたい。立ち絵の表情パターンやポーズも豊富ですし、
表情も良く、どのスチルもとっても美麗で、眼福でした。
背景は処理が独特でしたが、世界観によく合っていて良かったです。

声優さんは新規が多くてとても良かったです。
いい加減、乙女の常連、似たようなメンツにうんざりしている方は
新鮮な気持ちでプレイできると思います。どの声優さんも熱演されていて
聴き応えがありました。これからも新規の声優さんをどんどん
取り入れて欲しいなと思います。ただでさえ保守的な業界ですし……。
その意味で、新規ブランドにも関わらず採算が取れるか微妙な新規声優さんに
敢えて挑戦した意欲は素晴らしいです。例え予算の都合だったとしても。
ボイスはパートボイスですが、重要なシーンにはちゃんとボイス入ってるので
気になりませんでした。
ていうか昔のゲームはこちらよりずっと少なかったですよボイス。
今はフルボイスが当たり前なので、贅沢になってたんだなーと気付かされました。

システムは、かゆいところに手が届かない。
スキップとクイックセーブはありますが、周回シナリオがあるため
シーンスキップはありません。また、膨大な周回シナリオがあるのに
シナリオリストとエンディングリストがないのは気になりました。
どこまで回収できたか確認する手段があれば……。
音楽鑑賞もありません。主人公の顔はオン・オフが設定できます。
名前はデフォルトネームの「フーカ」だとキャラが呼んでくれます。

スチル閲覧ではキャラが喋ってくれます。
そして、設定の音声個別設定でも、キャラごとにそれぞれしゃべります。
こちらが小、中、ちょっと大きめ、最大と各4パターン用意されています。
キャラごとに小声で喋るのが好きなキャラなど、個性が出てて凝っています。
特にヘイディ姐さんは必聴です。
聞いてない人はぜひ聞くべき。


シナリオは脇役も含めてキャラのかけあいが楽しいです。
タイトル通り、本作の肝はオズの三人。
そして、なんといっても周回シナリオと三角関係です。
一つずつ述べます。

周回シナリオは、初回プレイの段階ではエピソードを
隠し過ぎで、必要なシナリオまで周回に回されているので
気になるところでシナリオがブツブツ途切れてイライラしました。
ただ、ゲームシステム上、周回プレイが必須なので
周回する度に新しいシナリオが挿入されるのは楽しいです。

三角関係は、割とあっさり。キャラの引き際がお見事です。
女のためにファミリーの結束がガタガタになることはありません。
三角関係から見事に醜さだけを取り除いたシナリオでした。
あくまでその場は張り合いますが、一度カタがつけば全員、
あっさりと身を引きます。物足りないと感じるか、
恋愛の醜悪さを見ないで済んでほっとするかは好みでしょう。
また、主人公が嫌な女にならないように、一応の配慮はされています。
ただ、乗り換えた後は速攻でベッドインからの朝チュンなので
だめな人はだめかもしれません。でも、純愛よりも乗り換えた後のほうが
シナリオが甘いっていうのは、なんというか、真理ですよね。
背徳は蜜の味。他の男から奪った女だからこそ愛らしい。

以下ネタバレ感想。
フーカ

良くも悪くもテンプレ乙女主人公です。
明るく素直で前向き、鈍感でちょっとおっちょこちょい。
そしてキャラの見せ場づくりのために危険なところに特攻属性あり。
見た目も頭の中身もゆるふわ系なので、慣れている人は平気なはず。

大抵の乙女主人公はイケると思ってたのですが、この子とはちょっと
相性が悪かったです。個人的な好みとして。
というのも、この子、なにを考えているのかよくわからない。
いや、恐らく何も考えていない。芯がない感じがして、それが苦手でした。
ただ、男どもがこういうゆるふわな女の子に夢中になるのは分かる気がします。
顔が可愛いって、女の子の最大の武器ですね、やっぱり。
ところで、彼女はドロシーだと思うのですが、何でフーカ(風花)?
その辺りはグランドエンドが楽しみです。


カラミア

器の大きいボス、本質は臆病なライオン。
三角関係シナリオの物分かりの良さは彼の本質が
臆病であると考えると、分からなくもない。
どっちかというと勇気をなくした後のカラミアのほうが好きでした。
あのカラミアだからこそ、勇気を出して助けに来てくれたのにキュンとします。
ところで彼は礼服を「着るのが大変だった」とか言ってますが
普段からスーツじゃん……? ってのは、言わない約束ですね。
さすがに長く生きてるマフィアのボスだけあって、恋愛沙汰で
決着がつけば、引きずってる様子を見せないのは好感が持てました。
あ、あとメガネが良かったです。似合う。


アクセル

ぶっきらぼうな幹部(カポレジーム)、本質は心をなくしたブリキの木こり。
カラミアルート派生のアクセル乗り換えで、
奪った当のカラミアに「好きすぎてどう接していいか分からない」とか
フーカと揃って相談しに行ったときは、あまりに残酷な仕打ちに
さすがにカラミアが気の毒になりました。
無知は罪悪、という言葉を贈りつけたい。
アクセルルート派生のキリエ乗り換えで、キリエに奪われたときに
激昂するアクセルが見られたのは良かったです。
恋人への愛を再び失ってしまうアクセルは、原作オズを彷彿とさせます。
心をなくしたと聞いても意味を理解していないフーカとのやり取りからの
エンディングは、カラミアと被ってたのが残念でした。
分かりやすい流れではあるけども。
ハーメルンとのバトルでは、撃たれまくってその後放置されてたソウが可哀想でした。
アクセルルートは二人の世界に入ると
周りのことを一切気にしなくなる傾向が強いですね。
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