ペルソナ3

  • 2013.12.31 Tuesday
  • 23:26
ペルソナ3ポータブル PSP the Best

男性主人公、難易度ノーマルでクリアしました。
シナリオも戦闘もコミュシステムも素直に楽しかった!

戦闘は弱点を突いた攻略法で挑めばさくさく進むものの、
気を抜くとあっという間に全滅するので緊張感が保てて面白い。

クリア時は主人公レベル78、仲間のレベルが全員70。
ネタバレを一切見ないでプレイしたのですが、ネタバレしなくて良かったです。

名前は久城 静馬(くじょう しずま)さん。
無口そうな外見だったので、物静かな人なのかなーと思って名づけました。
人間味のあるキャラクターも良くて、みんな好きです。

あとキャラデザはもちろん、BGMがすごくスタイリッシュでかっこいいです。
ユーザーインターフェイスを含めて全体的におしゃれ。

これからプレイする方は、ネタバレは一切見ないことをおすすめします。

以下ネタバレ感想。
主人公
気の毒というほかない。
選択肢を見る限り、基本的に無口で「どうでもいい」とか投げやりな答えが多いので
無気力な人なのかなと思ってたんですが、それにもちゃんと理由があり、
壮絶な運命を背負ってて開いた口が塞がらない。
鳥海先生にも「結構転々としてきてんのね」と言われることから、
主人公は多分、そのせいであまり人間関係を築いてこなかったのが伺えます。
ベルベットルームでコミュ形成によって戦いのためにペルソナを強化できるため
最初はそれが動機で人と積極的に交流することになったけど、
触れ合ううちに絆を手に入れ、主人公の感情も少しずつ育っていくのが感じられて
良かったです。ラスボス戦の演出もすごく良かった。

突っかかってくる順平に対してほぼ無反応なのもエンディングまで見て納得がいきました。
主人公がリーダーを任命されたのは、無感情だからこそ感情に乱されず
いつでも冷静に対処できるためだと思うのですが
順平もそれを分かってて、何度か嫉妬心を抑えてうまくやろうとするんですよね。
でも生命を救われてありがたいと感じる反面、悔しさや嫉妬心は抑えられなくて
また突っかかってしまって……というのがリアルでした。

でも主人公は、素直に泣いたり笑ったり怒ったりできる
順平のほうがよっぽど羨ましかったんじゃないだろうか……
正直リーダーつっても体の良い雑用係でもあるし。

序盤でわざわざ「自分の決断に責任を取れ」「どんな結果になっても文句言わない」
契約書まで書かされる展開から、なんとなくでかいしっぺ返しがありそうだなと
戦々恐々としていたのですが予想よりずっと美しいエンディングで、
これはこれで良かったと思います。
どの演出を見ても、どう考えても結末はひとつの可能性しか考えられないし
最初に念を押されてるのもあって納得がいきました。

たくさんの人と触れ合い、かけがえのない絆を手に入れることで
主人公にも感情が戻ってきて、そうした笑顔を胸に迎えたエンディングでは
きっと満足しただろうなと思えたので。
「一足先に命の答えを手に入れたんだよ」という一言からも
主人公は生きる意味を見つけて、それに準じたのが分かります。
キラキラした青春の輝きと共に仲間たちと駆け抜けた生き様が美しかったです。
世界を守るって、理念やご立派な大義名分じゃなくて、
結局そこにいる誰かの顔を思い浮かべそのために生命を賭けることだという
ストレートなメッセージ性が胸に響きました。
多くの絆を手に入れ、それがペルソナの力となりダイレクトに主人公を
助けてきたからこそ、そうした人たちのためにこの選択をしたんだろうな。

ペルソナ3の特徴として、「ともに戦う仲間たち」の外に
それぞれ人間関係の広がりがあって、別に親友や恋人がいるのって
普通のことだと思うし、そういうつながりを感じられるのが最大の魅力ですね。
死に関する向き合い方、それまでどう生きるかというテーマが
はっきりしていました。
エンディングのアイギスのセリフ、選択肢、
そしてエンディングロールの演出は神がかってる。
もうひとつのエンディングもこれはこれで良かったです。
みんなでいくか、ひとりでやるか。
それもまた主人公の下した決断で、彼の答えですべてが決まる以上
もうひとつのエンディングもまたひとつの答えだと思いました。


以下絆MAXコミュ別感想。

親友:友近
叶先生の妖艶な美貌に、そりゃー友近も舞い上がっちゃうよなーとしみじみ。
鳥海先生には盛大に嫌われてて笑いました。しかも偽乳なんだね……
友近の代わりに怒る主人公にキュンとします。
主人公にとって、戦いに関係のない親友がいるのって大きな救いになったと思う。
仲間は仲間で大事に想ってるだろうけど、友近といるときは戦いだとか運命だとかを
忘れられて、気が楽になるだろうから。


恋人:伏見 千尋
一番最初の恋人は千尋ちゃんで。かわいいですよね。
男性が苦手だった千尋ちゃんが主人公に惚れるのも分かる気がします。
恐らく主人公からは無感情なだけにギラギラした欲望のようなものが
感じられないから、「紳士的で優しい先輩」なんだろうな……
最後にキレて自分で問題を解決するのには笑いました。恋をすると女の子は強い。
クリスマスも千尋ちゃんといちゃつきました。


生徒会:小田桐
小田桐の成長過程が見られて良かったです。
主人公をすごく信頼してくれて、丸くなっていくのを見るのが快感。


古本屋の老夫婦
なかなか泣かせる事情を持ってる夫婦。和みました。
最終的に出した結論もオチもすっきりしていて希望が持てるものでした。


剣道部:宮本
良い奴ですよね。
「今しかない」と生き急いでる感があって、人生はずっと長く続くけど、
それでもやっぱり今しかできないことだよなーとも思えて
青春のきらめきを感じられました。


インターネット:Y子
衝撃の結末に笑いました。
ネタばらしまできちんとしててキュンとします。
あと画面を待ち受けにしてる主人公にときめいた。
イケメンだなあ。このカプも案外萌えると思うよ!


舞子
オチに笑った。幼女と遊んであげる主人公は良い奴。


ベベ
一番最初にMAXにしたコミュ。
意地悪だと思っていた伯父さんの抱える事情と、
ベベの決断に爽やかな気持ちになりました。
自分の狭い世界だけで物事を測りがちだけど、大人は
それぞれ事情を抱えてるものだよね……
だけど若人なら、自分中心に世界を考えて気宇壮大になり、
多少は傲岸不遜であるのが当然だろうという気もします。


グルフレ:末光望美
弟とのあれこれにじんわり。無表情で末光と一緒に
あちこちでご飯食べてる主人公の図を想像すると
温かな気持ちになります。


余命僅かな青年:神木秋成
バカだと彼の言うことが理解できないのに笑う。
ちょうど神木とのコミュがMAXになったのが「世界はもうすぐ滅ぶ」ことが
確定したあたりだったので、考えさせられるものがありました。
自分の生に納得して、精一杯生きて、死ねたのなら良かったなと素直に思えます。


伊織 順平
誰かに必要とされて自信を取り戻す展開には納得がいきました。
チドリに「自分はリーダーで頼りにされてるんだ」とか
つまんない意地を張ってしまう様が痛々しく、胸が痛かった。
順平の健全な明るさがチドリの大きな救いとなるところが
チドリの相手は主人公じゃダメで、順平でなければならない感じがして良かったです。
無事に復活イベントも見られました。
突っかかってくる理由は納得できたので、順平に対しては
「どう接したらいいかわからない」というのが主人公の本音だろうな。
思ったよりロマンチックなイベントが用意されてて良かったです。
あとナンパイベントが好き。その後にみんなでラーメン食べにいくのも好き。


岳羽 ゆかり
最初、ゆかりはちょっと苦手だなーと思ってました。
というのも桐条先輩に突っかかってる理由が分からなくて
桐条先輩が何事もそつなくこなして面白くない、みたいな嫉妬に
見えたからです。真田先輩への「戦えればなんでもいいんですか!?」
あんまりだと思うし……そんな深い話できるほど仲良くなかっただろ……
仕方のないことだけど、戦いにやたら「理由」を求めるところが
なんか納得いかず。こういうのもなんだけど、現在進行形で街がおかしくなってて
自分には戦う力があるけども、「理由」がなかったら戦わないの?と思ってしまった。

誰かを助けるのに理由がいるかい? By FF9ジタン
という名言が頭を過ぎってしまうこそ、理由理由ってうるせえなこだわるのに困惑。
優しかった父のせいで迫害される羽目になり、父を憎まないためには
他の誰かに憎しみを転化するしかなく、その理由こそが
今のゆかりを支えるたったひとつの希望だったから
執着してしまうのは理解できるけど、うーーーーん。
でもゆかりがそうした精神的な強さを手に入れるには、
それこそ正規エンドを迎えて主人公の出した答えを目の当たりにしないと
無理かもしれないな……迫害された記憶ばかりが強いと、
なかなか他者に優しくする余裕は生まれないですよね。

荒垣先輩みたいな事情があって離脱するならまだ分かるのですが……
自分と重ねて風花に戦いを強制してる、と思い込むところも
いくらなんでもこんな状況で本当に無理だと思ったら風花だって断るだろう……
お父さんの事情があるのが分かってからはそうした態度にも納得がいったけど、
こうした女性らしいヒステリックなところをそのまま描いたのは好感触でした。
屋久島でゆかりを抱きしめちゃう主人公マジイケメン。

それにしても、ゆかりは明るく美人で人気がある設定なのに
微塵もそうした部分が感じられないのには参りました。
率直に言ってしまうと、なんというか、一緒にいて疲れる……
事情が事情だから自分のことで精一杯なのはしょうがない気もするけど
ゆかりについては恋愛イベント見ないと分からない気もするので
二周目で恋愛エンドを見たら印象が変わるかもしれない。
たぶん違和感が強いのは、女としての弱さを露呈してしまった母への憎悪と失望、
父への強い思慕と、恵まれた(ように見える)桐条先輩への嫉妬と
負の感情の印象が強すぎるからかもしれないな。
母の弱さが受け入れられず、自分はそうならないと気を張っているところを
いじらしいと思えるかどうかが恋愛イベントの肝だと思います。
プレイしたら感想を書くかもしれない。


山岸 風花
夏希ちゃんとの絆に和みました。
おどおどしてるところがなくなってからは癒し。
さりげなく順平のフォローとかもするので、良い子だなーとほのぼの。
ゆかりはそういうところに気が回らないから、順平の気にしてる部分を
つついちゃって怒らせたりするしね……

両親からのプレッシャーを重く感じ、人の顔色を伺っていたけど
夏希ちゃんとの絆によって自信が芽生えて、という成長譚が良かった。
でも風花はもともと他者に対して寛容だし、人を思いやれる子だと思います。
他者にいわれなき迫害を受けた経験がゆかりを攻撃的にして
風花は逆に萎縮させてしまったのかな。内省するほうというか。
迫害のレベルが違うだろうけど……
ゆかりはかつてたっぷり愛され、幸福だったからこそ母への失望が強く、
攻撃性が強くなってしまったのかも。
なんにせよ両親から離れて寮に入れたのは風花にとって良かったと思います。
特に触れてはいないけど、きっと過干渉で自主性を潰すタイプの親だと思われるので。


真田 明彦
一番最初に庇ってもらったのが真田先輩だったので
俄然女性主人公が楽しみです。
荒垣先輩との絆が良かった。
切り替えの早い人なので、見ていて気持ち良い。
あと桐条先輩との仲良しぶりが良いですね。
この二人は恋愛に発展しないで、ずっと親友でいて欲しいなあ。

妹を喪ったことが力へのこだわりになり、荒垣を喪ったことが
生きる原動力になったあたり、逆境に強いタイプに見えます。
親友に天田を託されたのが大きいのかもしれない。
彼はたまたま美鶴と仲良くなれたけど、ストレガのようになる
可能性は……ないか。妹を守る、という強い目標がある人だし。
彼もなかなか悲惨な生まれだと思うのですが、さっぱりしてて
あまり自分の境遇を恨む様子を見せないので、強さにこだわるだけあって
打たれ強いんだろうな。追い込まれるほど燃えるように見える。


桐条 美鶴
ちょっと天然なところが可愛いです。
仕方のないことだけど、自分にはまったく関係のない部分で
責任を背負わされてて、気を張ってる様が切ない。
でも父の死を経て、吹っ切れた様子でいるのが良かったです。
だけどなあ、目の前で桐条先輩のお父さんが死んで嘆き悲しむ様を見て
やっと桐条先輩と和解するゆかりに、なんだかもやっとしたものを感じる。
自分と同じになったから仲良くなれた感がありありと……
今思ったのですがこの作品ってびっくりするぐらい母親が出てきませんね。
天田くんくらいか。それももう死んでるし。
桐条の爺さんはすべてを手に入れて頂点に上り詰めて、ふと虚しくなったのかな。
それで虚無主義や終末思想にとらわれてしまったのかも。


天田 乾
天田くんの復讐心はごく当然というか、小学生にしては
恐ろしいぐらい物分かりの良い子です。
母の死が天田くんを子どもでいさせてくれなくなったのだと
思うとなんだか切ない。
彼は主人公が器にならなかった場合の未来を表してるみたいで
興味深かったです。
荒垣先輩の死によって過去を断ち切れたのは良かった。
荒垣先輩も本望だったと思います。
でも結局は、不幸な事故だったんだよな……。


荒垣 真次郎
良い人オーラがものすごくしてたのですが、やっぱり良い人でした。
天田くんを守るためにあれだけ拒んでいた課外活動部に戻ってきて
最期にしっかり落とし前をつける様はかっこいい。
女性主人公編が楽しみ。
ところで荒垣先輩はなんでペルソナを抑えられなくなったんだっけ、
と思って調べてみたら、生まれつきの適性の問題なんですね。
戦闘後で気が抜けてたのが原因だと思うのですが、因果だなあ……
コロちゃんに餌あげてたりとか動物映画で泣いてたりとかポイント高し。
荒垣先輩が大本命です。
「女に引っかかるなんてアイツもまだまだ」とか順平に言ってたので
そんな荒垣先輩が女に引っかかってどうこうなってしまうところが
ぜひ見たい。


コロマル
非常に使えるわんわんでお気に入り。
ラスボス戦も連れていきました。
結構攻撃を避けてくれるし、クリティカルが多い気がする。


アイギス
生命とはなにか、自分の存在はなんなのかという命題に
揺れ動きまくるアイギスは本当に人間そのもので、
それも絆パワーによるものなのですね。絆すげーな。
天田と同じように主人公は運が悪かったとしか言いようがないのですが
アイギスは荒垣先輩と同じような立ち位置にいるわけで、
贖罪の念から護りたいと言うようになったあたり、
かなり早い段階から感情が芽生えてたようですね。
AIの学習能力がずば抜けてて、感情を学習していくうちに
それが心となり……ということなのかな。
人間の脳だって所詮はシナプスが電気信号を伝達して
やり取りして心が生まれてるんだろうから、
アイギス(アンドロイド)に心が生まれるっていうのも
あり得るんじゃないかなと思います。
ちょっと脱線するけど、人間が生命を作るっていう神の領域に
初めて手を伸ばしたから混乱したり不気味の谷現象が起こって
気味悪がる人も出るだろうけど、ロボットはロボット、
アンドロイドはアンドロイドという生命として扱う未来が
来そうだなーと思うとわくわくしますね。
掃除機が壊れたときには修理するより新しいものを交換してあげると喜ばれるけど、
ルンバみたいなお掃除ロボットは交換するより修理して元のやつを返すほうが
喜ばれるっていう話を思い出しました。→ソース
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」がリアルになってきてて未来に生きてる感ぱねえ。
本当に全然関係なくてすみません。
何が言いたいかっていうとアイギスの主人公への感情萌えるねって話です。


ストレガ
チドリが陽の気を持つ順平になびくのもむべなるかな。
主人公もきっと好みじゃないだろう……だって属性が同じだよ……
ジンはタカヤタカヤタカヤで心酔しまくっててないわーって感じだろうし
タカヤは陰気な男だし、一緒にいて気が滅入るしね……
思想そのものは、彼らの境遇を考えればそこに行き着いても仕方ないと思いますが、
チドリはそんな二人をちょっと離れたところから見つめてたんだろうなと予想。
桐条に集められて生き残った運命共同体だからつるんでただけで
タカヤの陰鬱な思想にうんざりしてる部分もあったのではないかと思いました。
順平の存在によって希望を持つということ、自分以外の誰かを大切にしたい気持ちを知り、
恋を知って戸惑うチドリはかわいかった。
順平と一緒にいると気持ちが明るくなって、
それがチドリには経験のない感動的なことだったんだろう。
ジンとタカヤってチドリ個人にあんまり興味を持ってなかったように見えるので
順平が「なに描いてるの?」と何度も声をかけてくれたのが嬉しかったはず。
あと、三人とも声が良かったです。

それにしてもジンとタカヤは腐的においしい二人ですよね。
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