ペルソナ3 女主人公編 感想

  • 2014.01.14 Tuesday
  • 04:28
ペルソナ3ポータブル PSP the Best

女性主人公で三周目クリアしました。

名前は絢峰 静香(あやみね しずか)ちゃんにしました。
名字で呼ばれることが多いからかわいいのが良かったんです。
「美しき悪魔」の名に恥じない女主人公でした。

悪魔、塔、刑死者、太陽など男女共通コミュも
微妙にセリフ違ってたりしてこだわりを感じられました。

以下ネタバレ感想。
思ったよりどのキャラもきちんと恋愛やってて感動しました。
音楽やみんなの反応も違ってて、同じ話でも印象が全然違って
面白かったです。順平が随分マイルドになってた。

伊織 順平
ひたすら男主人公に突っかかってたときは「嫉妬」っていう感じが
強かったけど、順平コミュではちゃんと順平の抱える葛藤とかを
話してくれるし、女主人公には反応もやわらかめなので
順平の内面が分かりやすくて良かったです。
彼は「男」「女」という社会的に期待される性別的な役割(ジェンダー・ロール)に
ものすごく縛られてる人で、「母のようになるまい」としたゆかりと対になってたんですね。
それも家にろくでなしの親父がいるから、余計に強迫観念が強いという……。
だから男主人公だと自分の理想をすべて叶えているリーダーに
頭では実力の差が分かってても突っかかってしまう。
女主人公の場合だと、女だてらに立派にリーダーをこなし
慕われ頼られている姿を見るたび「男なのに女主人公ほど完璧になれない自分」を
思い知らされて、惨めな気持ちになってたのかな、と思いました。
女主人公を侮る気持ちというよりも、
「女なのに男よりもずっと頼れるリーダー」である事実が
「男なのにうまく男をやれない自分」を突きつけられ、
今の自分を否定されているようで辛かった、というのが
表現されてて、順平に突っかかられてもそこまで気にならなかったです。
結局は家にいるろくでなしの親父と同じなのか、と思ってしまったはず。
ほら、真田先輩はモテまくってるボクシング部主将だから、あんまり
傷を舐め合えるような立場じゃないし……。
早い段階でMAXにしたので、親友として主人公の写真のために奔走してくれた
経歴があるから、多少のことでは揺らがない、というのがわかりやすかった。
これが男主人公の場合だと、男主人公の気持ちとしては
「どう反応していいかわからんからほっとこう」という風にしか受け取れなかったので……。
女主人公と恋愛に発展しないのは、順平の抱える虚無感や無力感で
シンパシーを感じられないと難しいんだと思う。
男&女主人公はスーパーリア充だから……。
「自分が役に立てる、必要とされている」って強く思えるような相手とじゃないと
恋愛できないんだと思います。
もっと率直に言えば、自分よりも弱い立場にいる相手。
チドリは珍妙な格好&ぼっちで訳のわからん絵を描いてるような女の子で、
「仲間や色々な人に慕われているリーダー」という(順平の)理想像とは
対極にいる子だから、劣等感をそこまで刺激されずに素直に好きになれたのだろう。


山岸 風花
分量を正確に計るとかとんだ勘違いでしたお恥ずかしい。
機械いじりだとトライ&エラーを繰り返すから、同じノリで料理しちゃったとか?
あちこちいじくってみるのが好きなのかも。
風花の料理部のおかげで手作りお菓子とか渡せて楽しかったです。
終始和やか〜な雰囲気で癒しでした。


桐条 美鶴
ほぼ同じ流れ。ホラーDVD見てるときの美鶴はちょうかわいい。
ゆかりが何故突っかかってきてたのかを自分で解説してて分かりやすかったです。
でもこれ、じゃあ初期の段階でどうすれば良かったんだろう……
初期だとゆかりが頼りなさすぎて、いきなり色々話せないと思うんだけどなぁ……
感情的な部分で共感したり心配したりしてるところを見せればいいのかもしれないけど
あんまり無駄なことを言わない人だから難しいような。そこがいけないのか。
召喚器をうまく使うことすら出来ず、戦う理由も自力で見つけられない状態のゆかりに、
桐条の業が〜とか父親からの遺言が〜とか、身内の恥になることを
言いづらい気持ちもよく分かる。
主人公が入ってきてからはゆかりも戦えるようになるけど、
リーダーは主人公だから言う機会がなかっただけとも思えるし。
でもゆかりが父の死の原因である桐条の跡取り娘にムカつく気持ちも分かるから
こうやって学びながら分かり合っていくしかないのかもしれない。

ただ、美鶴ができなかった部分を美鶴父がゆかりに
誠心誠意接することで身を以て示してみせたのは
口だけじゃなくて本当に人を率いる器があるんだと思わせてくれて良かったです。
お父さんの「人を信じてみろ、美鶴」「会社は人の集まり」という言葉によって
クズ婚約者を振り、本当に大切なものを見つけられる展開も良かった。


小田桐 秀利

すげーときめいた。

完全ノーマークだったのでびっくりしました。
恋愛に発展するとは思ってなかった。彼は主人公を女として見ていない
とてもフェアな人なのかなと途中まで思ってたので余計に。
コミュが間に合わなくなりそうで危うく捨てかけたけどちゃんと挑戦して良かったです。
修学旅行であれっ?って思ったんだけど本当にやってくれるとは……
余談ですが、あそこで坊っちゃん気質の部長さんを怒るでも呆れるでもなく
普通にフォローしてあげられるところにきゅんとしました。小田桐超優しい。
小田桐は男主人公にもさらっと
「学校中の人間を敵に回しても君を守ってやる」とか言ってたので
普通に女主人公にもまっさらな気持ちでそう言うのかと思いきや……!!!!
告白の言葉もいいですね。シンプルで分かりやすく。
でも、小田桐は告白するけど主人公の返答を一切求めないのですよね。
未来に回す形で振られて気まずくなることもうまく回避しているのが、
思春期らしからぬ大人の処世術っぽくてなんか寂しい。
「いつかまた言いに行く」「……それまでは夢を見ていられるというわけだな」に、
ああこの人、女主人公と付き合って恋愛できるとは思ってないんだなあと
切なくなりました。最初から諦めてる。
多分、自分は女主人公に釣り合う存在じゃないと思ってるっぽい。
まあスーパーリア充である女主人公のステータスを考えると無理からぬことですが
こう、もうちょっとさあ……! うぬぼれてもいいじゃない……!!
そうやって恋愛感情を理性で割りきれてしまうところが萌えるのですが。
主人公も荒垣先輩のときと違って答える選択肢が出ないのがまた……
でもよく考えれば、主人公が恋愛関係になるのは影時間を知っている人だけなので
小田桐とは敢えて距離を置いてるのかもしれないと思いました。
影時間は隠さなければならない以上、あまり近しくなると嘘が増えて辛い。
あとなんかバレそうだからとか……?
となるとじゃあ男主人公はなんだったんだよって感じですね。良心の差でしょうか。
男主人公はもともと無口キャラだけど女主人公は「いつも明るいよね」って
ゆかりに言われてることから、普通に喋る快活な子だと思うので
嘘を吐きたくない、という女主人公なりの誠実さなのだと思いました。
小田桐がもともと好みじゃなくて恋愛対象ではないという可能性は除外します。
私が小田桐すげー好みなので。


岳羽 ゆかり
男主人公のときとは違って、女主人公だと警戒心もなく
すぐ心を開いてくれるのでいちゃいちゃできて楽しかったです。
ゆかりは共感できる相手、親近感を覚えられる相手が好きなんだなあ。
それって誰もがそうだけど、生い立ちの関係でものすごく
後ろ向きな気がしてしまう……
つまり、親が死んでる人、親と仲が悪い人を好きになるってことだから。
なんか将来、だめんずを引き寄せそうで怖いです。
でもそれは、ゆかり自身が家族の葛藤を乗り越えてうまいこと
消化しないと他の人には目を向けられないだろうから
仕方ないのかもしれない。
クリスマスを風花と過ごすイベントはかわいかったです。


岩崎 理緒
友近にはもったいない……
でもなんだかんだくっついてそうなのがいいですね。
理緒に男の影がちらつくと友近が焦るパターンのやつだきっと。


コロマル
コミュを築けて良かったです。コロマル大好きなので
パーティメンバーではほぼ固定でした。
男主人公と行く映画祭りイベントが好き。
女主人公だとなんとなく予想できるけど、男主人公があの無愛想な顔で
コロマルを連れてこれはぬいぐるみなんだって一生懸命説明したのかと
思うとときめく。


長谷川 沙織
流されて生きている女の子。雰囲気がなんとなく色っぽくて
キャラデザすげーって思いました。
どうなるか気になったけどちゃんと自分の足で立つ決心を
してくれて良かったです。でも変な男に引っかかりそうでこわいな。


望月 綾時
コミュが「運命」っていうのがまた因果ですね。
ものすごくロマンチックでした。もっといちゃいちゃするのかと
思ったら、最初から最後まで終わりの匂いがただよってて切ない。
綾時の苦悩が伝わってきてすごく良かったです。
綾時の選択を受け入れるエンドで、「幸福」っていう言葉が
出てきたのが切なくて胸が痛かった。

人間として生きていることを大切にしていて、
それなのに好きな女の子に死ねって言わなきゃいけない業を背負ってて
見ていられなかったです。最後に大事にしてた指輪をくれるのも、
指輪交換ではないところが一方通行の許されない恋、を印象づけてた気がします。
綾時はきっとクリスマスを一人で過ごしたと思う。
最後の「……好きだよ」は儚くて切なくて、
綾時がずっと苦しそうで悲しかったです。

ラストバトルの、女主人公のはっきりとした「今、あなたを倒す!」
格好良かったです。それに返す「おいで」にもたぎった。
でもある意味、このエンディングは綾時とずっと一緒にいられる
エンドでもあるのがまたなんともいえない……
死神と少女の許されない恋。
愛するほどに不幸にしてしまう恋。
実はルート自体は短いのですが、本編も含めてちょっとしたセリフが良かったです。
まさにこのために女主人公編ができたと思わせてくれる、美しいルートでした。


天田 乾
ここまで大まじめに小学生との恋をやってくれるとは思ってなくて
大喜びでした。適当に振ってごまかすものだとばかり……
ものすごく戸惑いながら主人公に惹かれていく天田くんが
大変おいしかったです。萌えました。
途中で、子どもであることを利用しようとするあざとさを見せて、
そんな自分に自己嫌悪して……という展開も素晴らしい。
ただ、真田先輩と二股かけてたので主人公どうするつもりなんだって
心配でした。天田と特別な関係になったのは
荒垣先輩を亡くした後だったから、
寂しさに耐えかねたのかなーと解釈しています。
まーやり直すの面倒だし女主人公は「美しき悪魔」だからしょうがない。
けど天田くんはものすごくまっすぐで、純粋な気持ちを向けてくれてて
良かったです。あとタルタロスでの真田先輩と順平との会話に爆笑。
ラストバトル前のタルタロスでも二人の新規会話があって良かったです。
順平がかわいそうでした。

クリスマスを断ったときの悲壮感あふれる様子に胸が痛んだ。
あと順平とゆかりの優しさが表現されてるのが好印象でした。

最後のシーンで、「ずっと一緒にいてくれるよね……?」
切なすぎて参った。


真田 明彦
女主人公を妹に重ね合わせてるのが良かったです。
「恋ですよ」って言われて始めて気づく朴念仁ぶりが微笑ましい。
真田先輩は孤児で、しかも妹という守る存在がいたからこそ
誰よりも「正しく生きる」ことに強いこだわりを持っていて、
まあそれが「理屈っぽくてめんどくさい」とか
言われてしまうところでもあるけど、女主人公とのやり取りが
かわいかったです。

てっきり脳みそまでプロテインなのかなーと思って、
クリスマスプレゼントも特製プロテインとかだろうと
たかをくくってたらすごくロマンチックなプレゼントで
ときめきました。店員の入れ知恵なのか……。
しかも、オルゴールに入るアクセサリーを毎年贈るとか
ときめきました。こういう意外性は歓迎です。

クリスマスを断ると、割と平気そうな顔してんのに、プレゼントを
ちゃんと用意してるというあたりに真田先輩の思いやりというか
強がりのようなものを感じてにやにやしました。

一番近い存在の女性が美鶴で、あとはファンとしてまとわりつく
烏合の衆の女しか知らないとなると、恋愛に興味を持てないのも
分からなくもない気がします。
美鶴を好きになるには男主人公ぐらいの器量がないとダメなんですね。

真田先輩は打たれ強いと思ってたけど、死者にとらわれまくってるから
そういう負の感情を弱さだと受け止めて、
自分に許せないのかもしれないと思いました。
自縄自縛というか、それはそれでしんどい生き方だなーと思う。
自分に言い聞かせることが、正しくあることが
真田先輩のよすがになっている。
そういう堅苦しい部分も女主人公との恋愛を通して、
もっと丸くなっていけばより魅力的になりそうです。
あと照れ顔かわいい。


荒垣 真次郎

切ない……

切なすぎるだろこのカップル。たいへん萌えました。
荒垣先輩の優しさとか、面倒見の良さとかが前面に出ててぐっときました。
人の心の機微には、真田先輩より荒垣先輩のほうが敏感で、
正しくあろうとする真田先輩が往来でべらべらと荒垣先輩の罪を
述べ始めたときにはさすがに気の毒になりました。天田くん聞いちゃってるし……
正義のための戦いで事故とはいえ人を殺してしまって、
しかも社会的制裁を加えられることもないってものすごくしんどいと思います。
そう簡単には立ち直れないだろ。
荒垣先輩にはなにかきっかけが必要なんだっていう部分までは
真田先輩と同意なんだけども、背中の押し方がちょっとまずかったですね。

再会した瞬間に死に別れるというひどすぎる宿命を背負ってて
荒垣先輩、立ち直れなそう。
天田くんが逆に喝を入れてくれる展開まで妄想しました。

荒垣先輩はコミュMAX後の主人公の押せ押せがかわいかったし
うろたえながらも部屋に入れてしまった後のイベントに
萌え転がりました。荒垣先輩が好きすぎる……

荒垣先輩の主人公への深い、包み込むような想いが見えて
とても良かったです。
綾時と迷うけど、荒垣ルートもかなり好き。
エンディングの悲惨さも含めて。
コロちゃん呼びには萌えました。


テオドア
声がやばいと思ってたら諏訪部さんなんですね。
ものすごく合ってました。
拗ねたり照れたりかわいい紳士かと思いきや、
最後の展開が色っぽくて切なくてすごく萌えました。
手袋を取るのはやばいです。ドキドキしました。
でも直後の「私の言ったことは、すべて忘れていただきたい」って……
結ばれることは叶わないからせめて刻みつけたいみたいな
テオドアの執念が感じられて良かったです。
テオドアと最後に会えるのは、ラストバトルあたりの
「まもなく最上階です」なんですよね。
あれが今生の別れになるのか……


存分に切な萌えできてすごく楽しかったです。
大満足でした!
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