遙かなる時空の中で4 遠夜 那岐 感想

  • 2014.12.12 Friday
  • 14:20
遙かなる時空の中で4 愛蔵版


遠夜さんと那岐さんの感想です。

以下ネタバレ感想。
思うに、千尋がいきなりたくましくなられて姫としての覚悟に満ち満ちてるけど
なんでそこまで中つ国を救うことにこだわってるのか謎。
だって見る限り、中つ国の人々はそこまで虐げられてないですよね……?

レヴァンタの時だって木に頭下げるくらいで、まあ雰囲気はつかめたけど
そこまで千尋が「中つ国を救いたい!」みたいに気負う理由としては弱すぎる。
出雲なんて領主がシャニだから結構平和だし、栄えちゃってますよね?
狭井君とかろくでもないし、龍神龍神うるさいし、中つ国いらなくね?
常世の国の治世で良くね?
ぽっと出の禍津日神が全部悪いってことでごまかすやり方も強引だし……
そもそも禍津日神が出たのは龍神の神子が出てきたからで、
龍神の神子が現代に帰れば万事解決じゃないですか?
龍神の神子のせいで戦争が長引いてるのでは?

戦争が起こったのは、龍神の神子が帰ってきちゃったからで、
大義名分として肩書きを利用されてるようにしか見えず……
千尋があそこまで気負うからには、足既の死か、
序盤で村ひとつ理不尽に焼くぐらいのインパクトがないと説得力が生まれない。

遠夜

STOP前世の無駄遣い

前世来世ネタはかなり高い確率で地雷なのですが、
それは前世来世ネタが悪いわけではないんです。
むしろ好きだからこそ、前世や輪廻転生ネタをやるならきちんとやって欲しいのであって
いきなり前世が〜とか来世にまた再会!感動したでしょ!?みたいな
適当な扱いをされるのが我慢ならないんです。
どうして前世なんて美味しい設定をもってきたのに盛り上げられないのか……
月読の一族は初代の神子を喪った悲しみのせいで今の土蜘蛛になってしまった。
でも、なんで初代の神子が死ななければならなかったのか、
そして千尋は何故死なずに済んだのかがよく分からなくて消化不良です。

個別ルートが布都彦ルートくらいの分量があると思ったので
遠夜ルートに入っていきなり終わってしまってびっくりしました。
多分、海神宮のイベントに回したのかもしれませんが……
あと結局、エイカの罠に引っかかって?遠夜が一時期パーティから
離れた理由も意味不明だし……あのイベント意味あったのかな……。
だって遠夜はエイカにとってそこまで脅威ではなさそうな口振りだったのに
なんでわざわざ遠夜だけ誘い出すのか……しかも襲撃には間に合ってるから
意味がなかったのでは。あとなにげに土蜘蛛なのに単独行動しても
軽く嫌味を言われるだけでお咎め無しでしたね。抜け忍的な扱いでもなく。
自由だね……今回のシナリオ、こういう細かいアラが多いような……

で、遠夜にはずっと前世の記憶があったから、出逢った瞬間に吾妹がどうとか
言ってたってことで間違いないのでしょうか。

ていうか「龍神の神子は恋をしてはならない」設定ってどこ行っちゃったんですか?
なんで恋しちゃいけないのか、初めの神子はなんで死んじゃったのかよく分からない……
「死にゆくさだめにある」からってことでいいんでしょうか?
あと白龍はなにしてるの?

あしあとさんこと兎との交流は良かったです。
遠夜は、本人もイベントも可愛かったです。動物っぽくて、ほのぼのします。
でも十八番目ってなにが十八番目なのか
教えて欲しかったな……(´・ω・`) 能力? 生まれ?
ていうか十八番目って高いのか低いのかもよくわからない……
低そうなイメージですけど……

エンディングの戦闘は、遠夜に自主性が芽生えたのと、
兎を始めとした小さな神々が力を貸してくれるのはじーんとしました。
でも、前世関連のイベントを増やして、他の土蜘蛛との軋轢を描いたら
もっと面白くなったんじゃないかなーと考えると残念です。
あと布都彦の扱いがひどいと思います……
布都彦、キャラはすごく好きなのに(`;ω;´)
恋愛イベントとは言わなくても、物語重視ならせめて羽張彦と一の姫の
回想シーンが必要だっただろ……羽張彦の出立のシーンとかさ……
描ける要素がたくさんあるじゃん……姫がいつのまにか布都彦を好きだって
ことになってたのもアレだし、告白されて動じない姫もなんだかなあ……
切ながってるのが布都彦だけで、本当にどうにかならなかったのか……

那岐

良かった、やっと面白くなってきた……

ちょっといろんな設定を詰め込み過ぎちゃって
尺が足りなかったのかな?という印象を受けました。

で、実のところ那岐はなんで一緒に現代に来てたの?
那岐のすさまじく微妙な立場からして、正統後継者である二の姫、千尋と
現代に逃げることになったのにはそれなりの理由がないとおかしいし、
風早はなんで那岐の同行を許容してるんでしょうか?
これがついに解き明かされない那岐ルートって一体……

那岐が「贄」で、「ほんとは拾っちゃいけなかったんだろ!」って
おっさんに言ってるシーンからの、そんな那岐をスルーして
おっさんが笹舟作ってくれるシーンはぐっと来ました。師匠……(´;ω;`)ブワッ
こういうドラマを求めてたんだけど、足りないよ……
千尋ちゃん凛々しいよアピールはそんなに何回もいらないよ……

「拒絶」で千尋が「好きだから!」っていうシーンで、那岐が拒絶するのですが、
私にはあそこ、本気の恋愛告白には見えなかったのです。
だから那岐も、「家族愛の延長」として「好き」を受け取ったのではないかな。
どっちにせよ那岐には辛いことだろうけど……

那岐があそこまで思いつめてしまったのは、やっぱり冥界に残した師匠の存在が
大きすぎると思うのですよ。彼は「千尋を護る」という気持ちを貫きながら
心のどこかで冥界にいる師匠のもとに逝きたかったのだと思いました。
だから狭井君の言葉に、アホらしいと思いながらも乗ってしまった。
両方の願いを一度に叶えられる手段だから。あと楽ですからね、自己犠牲って。
千尋と向き合わずに済みますし、千尋によって心が解かされて、弱くなるのを
那岐は本能的に恐れたのだと思う。那岐は恐らくかなり抑圧してるだろうから。

あそこで振り返らなかったのは千尋がいたからで、那岐の唯一無二の味方で
尊敬する師匠が、那岐のせい(だと那岐は思っている)で、優れた戦士だったのに
ゴミみたいな扱いを受け、前線に送られて死んだことを、那岐はずっと
悔やんでいた。しかも、那岐は千尋を死なせてしまっている。これも大きい。
那岐のせいかはともかく、師匠と千尋という、那岐にとっては数少ない
大切な人たちが立て続けに死んでることで、那岐は臆病になったのだと思えば
あの頑なさも分かる気がします。シーンが少ないから分かりにくいけど、
幼少期の那岐にとって師匠は世界のすべてだったはずで、
その師匠を喪ったことが那岐の心を凍らせてしまったのだと想うと切ない。
冥界で、「ここに残る」という那岐に「私も残る」を選んだときの
エンディングはぐっと来ました。
ただのバッドエンドなんですけど、那岐は断らず、諌めもしないのですよね。
すべてを捨てて自分を選んで、一緒に死んでくれる千尋を止めないところに
彼の弱さを見て非常にぐっと来ました。
その後、師匠にいくら「幸せだった」ってフォローされても、
大事な人を寂しい冥界に一人ぼっちで残して平気でいられないのは人情だと思う。

最後の怒涛の展開で、千尋が手を放してからのエンディングも、
(ほんとすんげー分かりにくいんだけどもっと盛り上げられなかったのか)
最後の最後であの那岐が始めてデレて(やっと)萌えました。
禍津日神に異空間に飛ばされたことで那岐の心の欠片を発見し、
玉を持って葦原に戻って那岐と再会、那岐もやさしさと心の欠片を取り戻した、
ということで、すんげーバタバタしてるけど話はまとまったと思います。
那岐にとってやさしさのすべてが千尋だった、ってきゅんとしました。
とりあえず那岐の逸話集だけ見たのですが、二人ので出逢いが描かれてて
すごく那岐のやさしさが千尋だったって実感できてとても良かったです。

千尋に手を離されたことで、彼はようやく、自分が千尋になにをしたのか
思い知ったと思うのですよ。なにも言わずに置いていかれる辛さを
那岐が最後に味わう羽目になったのは良かったです。
あと、戦闘で風早と庇ったり庇われたりするのも良いです。
那岐は師匠を喪って傷ついてるから、風早を第二の師匠にしたくないのだろうな。
だから風早に反抗期みたいな態度取るのだと思うと微笑ましいです。
コメント
ついに4に手を出されましたか……
あれは恋愛もありますが、主人公の女王?としての成長がメインで、
もっと言えば遙かシリーズの根源的なお話だそうなので。
私はシリーズが好きなので4好きですが、恋愛と言われるとノーコメントになりますw
色々補完が必要な作品ですが、戦闘も入れるとトータル的には面白かったです。

みんなキャラ好きですが、オススメは忍人と柊の話です。
推しメンは布津彦ですがw
感想楽しみにしてます!
  • 流音
  • 2014/12/13 12:14 PM
前々から気になってはいたので、ついに手を出しました('∀`)
確かに、物語重視な感じですね。その割に物語性にばらつきがあるのが
気になるものの、だんだんおもしろくなってきてます!
確かに恋愛ゲームかと言われると微妙かもしれませんね。
忍人の話、思いがけず良かったですね!! 柊の話も楽しみです!

布都彦は私もすごく好きだったのでつい感情的になってしまいました。
でもこれから他のキャラをプレイするのが待ちきれないです。
感想読んでくださってありがとうございます!うれしいです!
  • 大樹@管理人
  • 2014/12/13 3:14 PM
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