遙かなる時空の中で4 サザキ アシュヴィン 感想

  • 2014.12.16 Tuesday
  • 17:01
遙かなる時空の中で4 愛蔵版


サザキさんとアシュヴィンさんの感想です。

以下ネタバレ感想。
サザキ
布都彦ルートのときも思ったのですが、サザキルートも
「サザキのキャラだけで細かいことをごまかそうとしてる」ルートでした。

敵の描き方が雑です。

恋愛イベント重視なら目をつぶれるものを、遥か4は戦記もので
物語性を重視しているので、どうしても人間ドラマや、人間の描き方を見てしまいます。

敵となる中つ国の官人や、狭井君に血が通っておらず、なんとも記号的で
非常に残念だと思いました。いくらサザキが格好良くてもこれじゃ興ざめです。

官人と狭井君の問題点と改善策を書くだけで一記事書けそうですが、
まだ橿原宮を取り戻してない段階で龍神の神子とサザキを暗殺しようとするお粗末さ、
常世の国を完全に退けておらず、中つ国を復興したばかりで足場が固まってない状態で
好き嫌いのために民の食料庫を襲わせ、みずから内乱の火種を作ろうとするなんて
気が狂っています。

これじゃ狭井君は怜悧で権謀術数に長けた重臣ではなく、ただのもうろくしたババアです。
中つ国を本気で取り戻す気があるのか。
影響力のある政治を担う重臣なら、もっと長期的な視野をもって清濁併せ呑む人間性を
描いてくれないと、物語として面白くありません。メアリー・スーじゃないんだからさ。

日向の一族を形だけでも表彰して適当な肩書きを付けて僻地に追いやる、ぐらいの
知能を狭井君には期待したのですが、私が馬鹿でした。
そもそも国を復興する物語で、中つ国にいる人を揃って嫌な奴ばかりにしたのは
どういう意図があるんですかね? 千尋ちゃん可哀想アピールかな?
やる気がごっそり消えていくのですが……

あとラストシーンも、「龍神の神子は役目を果たしたら天に昇る」という言い伝えを
翼をもったサザキにさらわれる、というハッピーエンドに仕立てたかったのだと思いますが
描写不足です。セリフを一言付け加えるだけでも印象が変わったと思います。

サザキのキャラクターはとても良かったです。
お祭りの夜のイベントも、贈り物も粋で萌えましたし、塔にお姫様を迎えに来る図も
「俺の姫さんはこんなに可愛い顔をしてたかな?」もとても好きなので、
だからこそ、本当に残念なルートでした。

キャラだけを見れば、あのメンツの中で明るく陽気なサザキに惹かれる
気持ちはすごくよく分かりました。
エンディング後は賑やかで楽しい家族を作ってそうで微笑ましいです。

ところで、私、忍人ルートを物語としてはすごく好きだと思ったのですが
忍人さん本人にはそんなに興味がないのですよね。
千尋はすごく我慢強くて礼儀正しいし、すごいなあ、偉いなあと思いました。
多分私だったら、三回目ぐらいまでは我慢しても四回目でイラッと来て
嫌味を言うぐらいはすると思う。千尋は偉い。
特に、サザキルートで
「君は軍を山賊かなにかだと勘違いしてないか」みたいなことを言うシーンでは、
「ああ、常世の国に惨敗した正規軍の話ですね?^^」って返してもいいと思った。
戦力増強、軍費の調達の具体案も出さず文句ばっかり言ってる忍人さんに
贈り物の計画まで立てて歩み寄ろうとしてた千尋は本当に偉い。
あとお前一人を懐柔して中つ国軍を惨敗させたとして、千尋になんの利益があるんだよ。
それなら最初から常世の国軍に「龍神の神子来たれり!」とか宣伝して
所属して力で押し潰したほうが手っ取り早いわ。自意識過剰。


アシュヴィン

本当に王道だ……

アシュヴィンとの婚礼がとっとと進むのは意外性があって良かったです。
でも考えてみれば、敵国の皇子なのにこれまで空気だったのがおかしいんだよな。
結婚したのに放置されてもやっとする千尋は良かったです。
あと遠夜マジ良い子。・゚・(ノ∀`)・゚・。

アシュヴィンは笹百合の谷でのイベントがとても好きです。

それと、遅く帰ってきたアシュヴィンに怒るシーンで、
最初は「相談してほしかった」という選択肢を選んでしまって、
その後のイベントのつながりに違和感を覚えたので
(意味は通じてますが、なんか強引)戻って
「心配してたんだよ! アシュヴィンの馬鹿!」を選んだらすっきりしたし、
千尋がかわいくて和みました。不器用ながらアシュヴィンが扉越しに謝るのも
微笑ましくて良かったです。

アラがないわけではないです。常世の国が火器で第二軍の中つ国軍を攻撃したときは
「火器」があるのをアシュヴィンは知らなかったのか、しかも想定もしなかったのかと
思ってアシュヴィンのうっかり振りがちょっと気になりましたけど、
まあささいなことだからどうでもいいか、と思えました。

特に千尋を逃がそうとしたり、その後は二人で麒麟に乗って撹乱するところなんか
最高に盛り上がりました。
アシュヴィンルートでもずっと戦ってるんですが甘くて良いですね。
それは、アシュヴィンの気持ちが千尋にあるのが見て取れるからでしょう。
尊大な物言いだけど皇子らしく実力も器量も伴ってて魅力的でした。
商人を迎え入れるシーンは、アシュヴィンの器の広さが見えて好ましかったです。
なんだかんだ解決してからのエンディングも甘くてびっくりしました。
まさかの一目惚れにはときめく。どうりで婚礼にノリノリだと思ったよ。

ラージャとも向き合って、決着を付けられて良かったです。
ナーサティヤはどのルートでも最期までラージャに付き従うのが、
彼の出生を考えると、たとえ獅子王の成れの果てだったとしても
裏切ることができない心情も切なくて良い。

しかしエンディング後は遠距離か……
逸話集の香時計は萌えました。「物でごまかそうとしやがって」って
不機嫌だった千尋が、アシュヴィンの手作りだと知った途端に大喜びするのも
可愛いし、共感できて良かったです。
コメント
サザキのキャラクターとかイベント、明るくて二人の関係が可愛いので好きです!
アシュビンは全体的に安定した流れで、お互いの関係もあって物語的に盛り上がったように思います。

それぞれ、キャラクターは良いんですよね4!

  • 流音
  • 2014/12/17 11:19 PM
サザキのイベントは本当に可愛いですよね!「姫さん」呼びも好きです。
アシュヴィンは気合入れたんだろうなというのは伝わってきました。さすがパッケージで前にいるだけありますね。

ほんと、キャラはいいのに、もったいないですよね〜
  • 大樹@管理人
  • 2014/12/18 10:52 AM
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