喧嘩番長 乙女 未良子裕太 感想

  • 2016.06.25 Saturday
  • 23:06
喧嘩番長 乙女


未良子先輩の感想です。

以下ネタバレ感想。
未良子 裕太

パッケージの白い人です。
彼はなかなかガッツのある男だと思いました。
変に拗ねるよりは、「這い上がってやる」という気概のある男のほうが
好みなので、孫に飴をあげるおばあちゃんのように温かな気持ちで見守りました。
過去のせいで人を信用できなくなり、男がダメなら女にモテてやらあ
芸能界に飛び込んでしまうところが、負けず嫌いを感じさせて微笑ましい。
未良子の所属するグループであるフロブルへの態度の悪さは、
間接的な中学時代への復讐でしょう。
だからこそ彼はソロでの成功を目指す。
誰もいなくても、オレは一人でスターになれるんだよ、と証明するために。
これは未良子の、仲間や友情に飢えている気持ちの裏返しでもあります。
その気持ちを打ち消すように、一人で平気だと殊更に誇示しようとする。

男からの信頼が得られないならば、代わりに女からの崇拝を得ようとするのですね。
しかし、未良子は心の奥底では男同士の友情を信じたがっている。信頼関係が欲しい。
実のところ、未良子はさほど崇拝を求めてはいません。ひかるへの態度とか見るに。
主人公によって、その自身の本心に未良子が気づいていく流れが丁寧でした。

未良子は、ボーイッシュな女の子が好きというよりは、根っからのハンターなんでしょうね。
それゆえに、崇拝されて充実感を得られても、心のどこかで満たされないというか。
自分から狩りに出ないと燃えないタイプだと見ました。
だからこそ、そこそこ人気が出始めているのに敢えてナンパをする。
しかも冷たくされてんのにめげずにナンパする。
テキトーに遊べる女の子は既に確保しているにも関わらず。
これは、未良子が自分から寄ってくる女の子にさほど興味を持ってない表れではないかと。
賞賛は心地良くはあるのだろうけど。

とはいえ、未良子なしでは見捨てられるだけのフロブルは、
確かに一番人気の未良子におんぶに抱っこのグループであり、問題はある。
未良子がたまたま、根は男の友情が大好きな男だったから良かったものの、
蹴落とされて消えていっても仕方ないところはあるような……。
そして未良子の人気の秘密は、なんといっても圧倒的な自信だろうなと思いました。
あと、これはグラフィックの妙ですが、やっぱり未良子には華がありますね。
立里マジでモブキャラすぎてアイドルだなんて信じられない……

あと、中学時代に苦い経験をしたことは、未良子にとって良かったのではないかな。
いくら人を信用できないとはいっても彼は情に流されやすいので、
おばあちゃん心配だよゆうちゃん……
主人公ルートでないと、そのうち変な女に引っかかりそうで……
いつか「女はオレに夢中」「オレは女に慣れてる」といった油断に足元をすくわれて
身を滅ぼしそうな危うさがあります。懐に入れた人間に甘すぎるから。
上には上がいるものだよ……どんな世界にも……
主人公のためにキレてプロデューサーに文句つけようとしたりとか、
おばあちゃんマジでハラハラしたよ……芸能界は恐いよね……

友情恋愛ルート共に、吉良先輩のナイスアシストが光ってました。
吉良先輩はクールぶってるのになんだかんだ未良子の過去を解説してみたり、
未良子をまめに気にかけてみたり、「あいつのことでなにかあったら相談しろ」とか言ってみたり、
未良子に写真を渡したがる主人公に「きっと喜ぶだろう」とか「俺は奴を理解してる」感出してみたり、
未良子の気持ちを汲んだ上でフォローしてみたり
苗字呼びが気にならないぐらい未良子の面倒を見ていてびっくりしました。
吉良先輩、実はかなり未良子を気に入ってると見たぞ……。
これ未良子が心を開けばすぐにでもマブダチだろ……。

未良子も未良子で、「人を信用しない」「男の友情なんかない」とか言ってる割に
吉良先輩を「麟太郎」呼びしてるおちゃめなところが可愛らしい。
なんだよ……、お前ほんとは吉良先輩をすげー認めてるじゃん……。

友情ルートは主人公との友情を通して、未良子の熱さが見えてくるのが
印象的な構成だなと思いました。
クライマックスでは未良子の友情だけでなく、獅子吼メンバーの
未良子への思いやりが見えるシーンが熱くて良かったです。
クリスマスの男同士の会話も、気安い雰囲気が出ていてお気に入り。

恋愛ルートは自然な流れだと思いました。
特に未良子のストレートなアプローチは好感度大。
気づいてほしい、気づいてほしいと気持ちが逸るあまり
もうぜんぶ自分から言っちゃってるの可愛い。
細かいところでも、さすがに女心が分かってるなーと思いました。
ひかるへの意地悪な、ちょっとした復讐も良いですね。
自分への好意を利用するあたりが未良子らしい。
でもそれも、結局はぜんぶひかるの自業自得なのもさらにポイント高い。
人を利用するからこそ、そこを逆手に取られてしまったわけで……
まあ、ひなこを好きな未良子からしたら、あれでも相当に
イライラを我慢したと思います。家族への憧れからひかるのワガママを
強く拒絶できないひなこに、「それならオレがぜんぶ与えるから」と
言ったところは心が震えました。あそこは印象的でとても好きなシーンです。

ところで吉良先輩なんですけど、吉良麟太郎という名前から、
「おっ、これはあだ名がキラリンになるフラグだな……、OK任せろ……」
吉良をキラリンと呼ぶ準備は万端だったのですが、まさか、
吉良先輩がキラリンと呼ばれることはないのでしょうか?
フフフ自分冴えてるぜ……( ̄ー ̄)ニヤリとか思ってたのにまさか誰も呼ばないの? マジで?
嘘だと言ってよバーニィ……
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