オーディンスフィア レイヴスラシル 呪われ王子編 感想

  • 2016.07.22 Friday
  • 21:45
オーディンスフィア レイヴスラシル


呪われ王子の大冒険編、
かつて英雄と呼ばれた王の治める国、タイタニアの王子コルネリウス編の感想です。

コルネリウスも無事にスキルコンプ。
今のところコルネリウスが非常に使いやすい。
なにしろ身軽だし、速いし、跳躍力があるのが気に入りました。
特にラウンドブレードを使いまくりました。
他にはプラズマサークルもよく使いました。
あとはスパイラルクロー、サンダークラウドとスパークボルトもかな。
終盤で手に入れたスキルなので使いどころが限られたものの、
カラドボルグなんかも格好良くて好きです。

コメントありがとうございます!クリア後に解答しますね。
他にもなにかあったら追加でもお気軽にどうぞ。

以下ネタバレ感想
コルネリウス

コルネリウスは、陽の気をもつ人だなあというのが第一印象でした。
それに対してオズワルドからは陰の気を感じます。設定のせいだけではなく。

見た目の問題もあるかもしれないと思い、頭の中で中身を取り替えてみたのですが
その場合、恐らく中身がオズワルドなコルネリウスに対しては
繊細な人だというイメージを抱きそう。
中身がコルネリウスなオズワルドに対しては熱血系な印象を受けそうなので
これはやはり、グラフィックの妙もさることながら、人柄によるものだと思います。
憂いを秘めるベルベットがコルネリウスに惹かれる気持ちも分かる。
双子の兄イングヴェイからは得られない陽の気、希望の光みたいなものを感じる。
コルネリウスからは。このへんは感覚的なものなので、どうしても
突然のポエムみたいな言い方になってしまうのですが。

なんというか、いかに苦境に陥ったとしても、コルネリウスには
じめっとしたところがないというか……不思議なことに、
コルネリウスだって普通に憤ったり悲しんだりへこんだりしてるのに、
なぜか昏さを感じませんでした。うまく伝わっておくれ……。
存在するだけで周囲をぱっと明るくするような光を持っているような感じ。

コルネリウス編は、自己同一性と気高さについての物語です。

呪いを受けてプーカの姿になってしまったコルネリウス。
すべてを持っていたコルネリウスは、あっという間にすべてを失います。

自分を自分たらしめるものは一体なんなのか?

身分か、見た目か、血筋か、親か、あるいは自分に連なる血のもつ歴史なのか。
それらを失ったら、自分は自分でなくなってしまうのか。

コルネリウスは根がまっすぐな人なので、障害にもまっすぐに立ち向かいます。
また、コルネリウス編ではグウェンドリンのやさしさに触れられるのも良い。
針のむしろ状態のラグナネイブルでは普通に話しかけてくれる商人とかもうれしい。
プーカが硬貨を集めることに理由があるのにも驚きました。
細かいところまで綿密に設定が練られていると感じ、丁寧なプロの仕事振りを感じます。

呪いを解く方法を求めてあちこちさ迷うコルネリウス。
信頼していた父王にもプーカの姿になったゆえに拒絶され、信じてもらえず。
捨て鉢になったように見せかけても、性根が歪んでいないので
起こる出来事に対してコルネリウスは真摯に、誠実に対処します。
たぶんこういうところをベルベットは好きになったのだ、と感じさせるのが
コルネリウスはとても良いですね。

他にも、コルネリウスがプーカになったことで、人間だったときには
得られなかったまた別のやさしさや信頼を得られるのが良いです。
ワーグナーとのやり取りでも、あれもう完全にワーグナーの八つ当たりで
コルネリウスほんと可哀想なんですけど、結局はその真摯な心によって活路を開きます。

コルネリウスは、たとえどんな状況であっても、コルネリウスのままです。
獣の姿であっても、彼は心の気高さを無くさず、品性が下がることもなかった。

見返りを得られなくても、自分だと名乗れなくても、
愛するものの危機と聞けば駆けつけ、どんな危険にも立ち向かう。
それはコルネリウスだって感謝してほしいからやっているわけではなく、
ただ自分の心に従っているがゆえなのです。

紆余曲折を経て、コルネリウスは隠された過去、目をそらしたくなる真実に触れます。
それでもコルネリウスは堕ちない。プーカの身に甘んじません。
希望を失ったというわけでもないのですが、コルネリウスは
呪いを解く方法を半ば諦めているのにも関わらず。
父に拒絶されても、新たな仲間に止められても、
大切なものの危機と聞きつければコルネリウスは駆けつける。

彼を王子たらしめているのは、見た目や血筋ではなく、
ただひとえに彼の心、彼の気高さであると示すシナリオが良かったです。
プーカの身になっても、コルネリウスはただコルネリウスだった。

さて、数多の障害を乗り越えてコルネリウスはみずからの生きる道を決めます。
胸に秘めた気持ちを、最後にようやく愛するベルベットに伝えるコルネリウス。
しかしコルネリウスは、ベルベットの愛を得られるとまでは思っていません。
追いすがるベルベットに、この場面で、「同情と愛情を勘違いされるな」
きっぱりと言えるのはすごいことだと思う。
彼の誇りと、ベルベットへの愛を感じました。
残念ながら恋しい人を前にすれば、同情を利用したくなるものです。
でもコルネリウスはやっぱり堕ちない。
同情によってそばにいることが、いずれベルベット自身を苦しめると察しているから。
それならば、たとえ自分が寂しくても、コルネリウスは愛するベルベットを
苦しめないために、別離を受け入れる。
そしてその気高い精神をこそ、ベルベットは愛したことが明らかになります。
コルネリウスが王子だったからではなく。

想いが通じ合い、ラストでコルネリウスがたどり着いた答えが
爽やかな余韻を残す、とても良いエンディングでした。

余談ですが、プーカになってもご飯食べるときに
王子感出してくるのが個人的にツボだった。
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