オーディンスフィア レイヴスラシル 妖精の国編 感想

  • 2016.07.25 Monday
  • 01:13
オーディンスフィア レイヴスラシル


妖精の国の物語編、
森と生きて大地に親しむ妖精の国の王女、メルセデス編の感想です。

メルセデスもスキルコンプしましたが、操作が独特で慣れるまで
時間がかかりました。軽やかなコルネリウスに慣れてたのでなおさら……。

スキルではエナジーショット連打が多かったです。
あとはラウンドショット、次点でハンターショット、
スリップスライドと、終盤あたりでブリューナク。
妖精追従系はあんまり使いませんでした。
最初はまごつきましたが、操作を覚え直すのもまた楽しい。

以下ネタバレ感想
メルセデス

こちらは非常にわかりやすいですね。

この物語のテーマは自立です。

メルセデスは動作に甘やかされた王女としての育ちが見え隠れして良かった。
これではメルヴィンが増長してしまうのも致し方ない。
全体的にとてもかわいらしい話で、イングヴェイ(カエル)とのやり取りには心が和みました。

唐突に女王として立たねばならなくなったのに、気分はまだ
王女のままで甘えが抜けなかったメルセデスが、第三者によって
甘えを自覚し、現実に対抗すべくもがく姿は胸に響くものがありました。
メルセデスは素直でもあるので、欠点を受けとめて成長していく姿を見るうち、
応援したくなるイングヴェイの気持ちも分かります。
自分の言葉を誰かがここまでまじめに受けとめる姿には、
イングヴェイでなくとも心動かされるのは道理であり、
メルセデスもイングヴェイも、心の動きが自然だったと思います。

メルセデスも、自分の至らぬ部分を気づかせてくれただけでなく、
遠慮なく言い合えるイングヴェイの存在が大きくなるのも頷けました。

そして、イングヴェイとメルセデスの別離も良い。
ここで別れてこそ、メルセデスの物語は光るとすらいえます。
イングヴェイ相手に最後の甘えを見せるメルセデスは可愛かった。
このシーンでは、イングヴェイの叱咤激励の中にメルセデスへの信頼が
かいま見えるのに心温まります。

なんだかんだ支えてくれたイングヴェイも去り、一人になってしまったメルセデス。
彼女は今度こそ妖精の女王として一人で立ち、使命を果たす決意をします。

オーダインの前で震えながらも立ち向かう展開は熱い。
そして、感情だけで短絡的な方法に走らず、理性的に考えを巡らせたうえで
最善の決断を下す姿には、初期からの成長がはっきり見えて感慨深かったです。

メルセデスが段階を踏んで立派になっていく流れは
無理がなく、とても丁寧で、メルセデスも頑張っているところが好ましかった。

余談ですが、時系列を確認したら、メルセデスにオーダインが誓いを立てた後、
グウェンドリンがティトレルの指環をオズワルドの愛の証として
取り返しに行っているので、メルセデスや妖精の眼から見たら
「なに言ってんだコイツ」って感じですね……。
「オーダインが手先に娘を寄越した」と取られても仕方ないような……。

オーダインからしたら諦めかけた指環を思わぬところで取り返せたのに
やっぱり諦めなければならず、ぬか喜びぶりに笑ってしまう。
しかしそれでもグウェンドリンから力づくで指環を奪い返すことまでしなかったのは
単純にオズワルドとグウェンドリンが力を合わせると、
戦士としてのオーダインの力量を確実に凌駕するからだと思われます。
オーダインはその事実に気づいた。嫌でも気づかざるを得ませんが。

まずオズワルドはオーダインが怯んだ竜に挑んで勝っていますし
グウェンドリンはオーダインが敗北したメルセデスから指環を取り戻している。
こう書くと、グウェンドリンはオズワルドがいなくともオーダインに勝てますね。
気持ちの上で怯みさえしなければ。
しかしもうオズワルドが心の支えになっているので、
グウェンドリンがオーダインに負ける可能性は非常に低いと見ました。

さらにグウェンドリンを狙う以上、グウェンドリンを愛するオズワルドとの戦闘は
本気の殺し合いにならざるを得ず、ここでオーダインが負けたら
メルセデスに続き二度目の敗北で恥の上塗りです。
追放した実の娘を殺そうとして返り討ちとなると、もう目も当てられません。

オーダインのグウェンドリンへの情を否定するつもりまではありませんが、
オーダインは既に王としての誇り、戦士としての誇り(あるいは面目)を
国の維持と臣民の誇りのためにメルセデス戦で失っています。
その誇りを気を取り直して新たに掲げられるだけの自信を、
この時点でオーダインはまだ取り戻していない。失われたままです。

このうえ「実の娘の結婚に反対した上に殺そうとしてこてんぱんにやられる」
というかたちで父としての尊厳まで失うことは、オーダインには耐えられなかった。
(改めて文字に起こすと本当に格好悪い……狭量さが透けて見えるし……)
だってもうあんまり残ってません。オーダインの大好きな誇りは。
父としての尊厳はオーダインの自尊心を守る最後の砦です。
素直にグウェンドリンへの情が勝ったと思えないのは、
オーダインの窮地に陥った家族への対応のせいです。

メルセデスだけでなく、物語を通してそれぞれのキャラの成長を
確実に感じられるのが、この作品の特に良いところだなあと思います。
コメント
あの時のオズワルドは丸腰でグウェンドリンはバレンタイン王所同様に処刑を受け入れるつもりなので、纏めて殺害はできたんじゃないでしょうか
また力量としては、オーダインにはバロールがないのでグウェンドリンには勝てなくなっているとは思いますが
メルセデスがオーダインを破ったのは単にサイファーの相性の問題で本来はオーダインの方がグウェンドリンよりはるかに上なんじゃないかなあと思います
  • a
  • 2017/01/19 6:21 AM
そうかもしれませんね。
コメントありがとうございました!
  • 大樹@管理人
  • 2017/01/20 8:50 PM
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