囚われのパルマ アオイ編 クリア感想

  • 2016.12.14 Wednesday
  • 22:57




だいぶ前にクリアしました。
すぐに秋担当の人が出るのかと思いきや、そうでもなかった。

一周目を攻略後に閲覧推奨。
今更感はありますが、一応攻略っぽいことも書いていますので参考になれば。

全体的なシナリオの雰囲気は公式で言われている通りで、
ハルト編の「ゆっくりと時間をかけて育まれる恋」に対し、
アオイ編はまさに「ジェットコースターのような恋」です。

ハルト編のネタバレも含まれます。
以下ネタバレ感想。
ハルトとはだいぶ雰囲気が異なるアオイさん。
というのもハルトはこちらを疑っている場合、「疑ってますよ」オーラを
ガンガン発してくるので素直なのですが、アオイさんは疑念を持っていることを
気さくな態度で隠そうとします。

嘘から始まる恋なので、お互いに気を遣いながら、笑顔を浮かべながらも
面会室ではどことなく張り詰めているような、なんともいえない緊張感がただよっているのが
アオイとハルトとの違いを如実に感じさせて面白かったです。

序盤、メッセージアプリの会話の中でアオイが自分自身をジュリエットに例える会話があります。
それを考えるとハルトのキービジュアルはどこかミレイのオフィーリアを思わせる。
ハルト編も「ハムレット」を彷彿とさせるような、亡霊の声に惑わされる男に
傷つけられる物語だったので、シェイクスピアをモチーフにしてるのかもしれません。

さて、アオイがジュリエットだとすれば、かの有名な「ロミオとジュリエット」は
政治的な価値観の違いにより、世間体と家と他人からの評価に振り回される物語でもあります。
周囲の思惑と過去の怨恨によって本人達の気持ちが置いてけぼりになってしまう。

また、初夏が舞台なだけあって、雨や向日葵、海といったモチーフがよく活かされていました。
降りしきる雨の中で出逢い(梅雨)、夏に向けて二人の関係が動いていくのが
堅実でありながら丁寧な流れでした。
海がモチーフであること、主人公がアオイを助けて物語が始まることから「人魚姫」の印象もあります。
そうなるとハルト編はなんだろう。「くるみ割り人形」かな。

他にもっと丁寧な攻略があるのかもしれませんが、一応自分なりの攻略っぽいものを書いておきます。
BACK FILEがエピソード4からになっているため、パラメータ調節は後半に
大きな動きをするものが集中しているように感じられました。

あまり関係ないのかもしれませんが、序盤は恋人関係に消極的/普通/積極的 の
三種類に分かれているように思います。
基本は過去/現在/未来の三択で同じなような印象を受けました。やや捻ってありますが。

===

肝心のエピソード4以降のエンディング分岐に関わる選択肢について。
家や元カノなどアオイの過去、アオイを取り巻く人たちに焦点を当てるとエンディング1へ。

「アオイはどうしたいの」など、アオイの提案に賛同したり、現在のアオイの気持ちに注目したり、
主人公が中立を保ったりするようなもの、現在に注力する選択肢はエンディング2へ。

アオイの夢を応援する系、アオイが「やめた」「興味ない」と言い張る
「カメラ」「写真」についてしつこく突付きまくるとエンディング3へ。
該当するものがなくて困ったら「未来」を思わせる選択肢を選ぶと良し。

===

……というような感じで分岐できました。
BACK FILEから攻略しましたので性格は変わっていません。
そのうち最初から二周目もやりたいなあ。

余談ですが、エンディング1、エンディング2、エンディング3はどれも
最初のほうの会話が似ていたり同じだったりするので最後まで見て確認しましょう。

自分は初回はエンディング3でした。

次はエンディング2、Ep6の周回で回収。
最初のほうがほぼ同じなので失敗したかと思いました。
その後、EP6の周回でエンディング1が回収できなかったため、
EP5からやり直してエンディング1に無事到達しました。


***


意に沿わないかたちで偽りの恋人関係を演じる二人がなかなかスリリング。
仮に自分が主人公の立場に置かれた場合、自分なら後でバレたときに
アオイから軽蔑の目で見られることを覚悟するだろうなと思いました。

彼女には「偽りの恋人」を演じずに最初の段階でアオイへすべてを打ち明けて、
濡れ衣を黙って被る、という選択肢もあったわけです。
どのみち初犯なら執行猶予つくだろうし。
やってないならそもそも薬物反応が出るはずもないから証拠不十分で不起訴になる可能性も高い。

さらに芸能事務所の人(名前忘れた)が警察手帳を出したわけでもないので
一体なんの権限でこんなことをしてるのか問いただしたいし、
そもそもマスターや農家のお婆さん経由で外部に助けを求められるのでは、とか
ここまで突っ込むと台無しなのでやめておきます。

まあこれだと恋が始まる前に終了するので無粋なことを言うのはここまでにするとして。

お互いに手探りで相手を探っている状態のときに、アオイから
「二人の思い出を語ってほしい」と言われたときはキツかったです。
どのみち傷つけるならやるしかないんだけど、辛いものは辛くて罪悪感が半端ない。
毎回すごく気になるところで終わるので、いつも最終面会の直前でストップして
次のシナリオが配信されてから続きをプレイしてました。

偽りの恋人だったはずなのに嫉妬してしまうアオイさんがおいしい。
そしてそんな自分に困惑している様子がまざまざと見えて面白かったです。
特に、その後の面会での「思い上がんなよ」にはドキッとしました。
これまでさんざん気を遣って、「やさしい彼氏」の仮面を被って
本心を隠してきたアオイの初めて見せる生の声が、思いがけない嫉妬と
それを否定しようとして本音を乱暴にごまかす姿にぐっとくる。ごまかしきれてないのもいい。
苛立ちを抑えながら平静を保とうとする演技もとても良かった。

で、その後の恋人バレで、ピアスを返した後、自分はメッセージアプリで
「そういやいらないものも取っておくって言ってたもんな」と言われたのですが

嫌味かな?って感じで
これはこれで性格によって受ける印象が異なるのもまた良きかな。

EP5でアオイがそわそわし始めるのも可愛い。主人公への好意が駄々漏れで。

なんというか、アオイは自分勝手というか、自己完結型ですね。

仲良くしようとしてきたかと思いきや家の事情に踏み込むといきなり避けたり、
かと思えば謝ってきたり。
あんまり物怖じしない落ち着いた子がパートナーだと良さそう。

「自分のことを好きな子が好き」だったアオイが(これ自己申告するのもすごいよな)、
初めて執着を見せた相手が主人公で、自分の素性をなにも知らないにも関わらず
あれこれ他愛もない話をして、アオイに一生懸命に付き合おうとする姿に
惹かれたのは説得力があります。
あと、週刊誌に載った記事について内容を深く突っ込まないと
「オレもお前には知られたくないかも?」と言って
本当にそのまま秘密にされてしまうのはフフッってなりました。
(ちなみに追求するとちゃんと答えてくれます)

まあ、無理やり主人公と話すしかない状態にさせられるので、
アオイには恋愛ぐらいしかやることがないともいえますが。

こう、アオイはなんとな〜くふらっとネガティブ方面に流されてしまうので、
誰かが引き戻さなければならない人です(出逢いイベントの暗喩)。
一緒にネガティブ方面に流されてしまった元カノは、だからこそうまくいかなかった。
元カノがちょっとかわいそうな気もしますが、そもそも愛を試すような真似をしたのが
悪いのでどうしようもないですね。
なので、アオイはしっかりしていて自立しているタイプの人が合ってるのかなあと思いました。
ハルトには感情豊かで可愛らしい感じの子が合ってるような気がする。

あと、要所要所でカメラの趣味を思わせたり、お坊ちゃん感出してくるのは
伏線が細やかで良い。
追い詰められたときに、家に頼れないからってなんだかんだ女に頼っちゃってる辺りが
恵まれた生まれ育ちを感じさせるというか。
悪ぶっててもこういうところで出ちゃう甘さがリアルでいい。
助けを求めれば助けてもらえる環境にいたんだなあと思わせて
お祖母ちゃんとっても和やかな気持ちだよ。飴をあげようね。

最後のほうは割と穏やかに収束していくのも、土砂降りの雨が止んで
太陽が顔を覗かせる空を思わせるようで印象深かったです。
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