Lifeline:サイレント・ナイト 感想

  • 2017.01.27 Friday
  • 11:17




SFサバイバルアドベンチャーゲームその2。
今作は第一作目の「Lifeline...」の続編です。
そのため、主人公も同じくタイラー。

サイレント・ナイトはプレイ前に第一作目の「Lifeline...」をプレイすることを強く推奨します。
また、「Lifeline...」はクリア後に続編プレビューがありますが、
こちらをサイレント・ナイトをプレイする前に遊びましょう。
体験版ではなく、かなり重要な中間エピソードです。

一部フラグミスがあるのが気になりましたが、それほど大きなものではないので
軽く流せなくもありません。

今回、BGM変化はなしの模様。
翻訳は相変わらず非常に良好です。翻訳チームに恵まれています。

無事に危険な惑星からの脱出に成功したタイラーの行く末やいかに。
恐らくタイラー編はこれでおしまいだと思います。

以下ネタバレ感想。
ホワイトスター号に救助されたタイラーのその後が見えて良かったです。
ちゃんとマップも用意されている親切設計。
タイラーも、前作と比べて成長が見られてしみじみ。

まさかここでキテレツ大百科を拝めるとは思ってませんでした。
翻訳チームの中の人の年齢がなんとなく察せられるというもの。
テキストの翻訳はかなりこなれてきていて、秀逸な翻訳が
トゥルーエンドの感動をよく引き出していました。

それにしても、タイラーの中で前作の体験が人生で「二番目に最悪な出来事」だったことに
思わず目を疑いました。
仲間が全員死んで未知の惑星を一人で彷徨う体験を超える最悪な出来事が他にあるのかよ?と
思っていたら、一番は「中学でのプロムパーティ」だったのに頭を抱えた。いやごめん笑った。
よほど悲惨な思い出だったんだろう……。
非リアにとって地獄のようなイベントであることは分かるぞ……。
体験エピソードを聞いてるだけで死にたくなりそうなので詳細が語られなくて本当に良かったです。
運動会と並んでこのような精神的苦痛を強いるイベントは法律で禁止すべき(真顔)。
タイラーの心の傷が一刻も早く癒えることを祈るばかり。

今回のタイラーは自分でどうすればいいのかを考えて実行していくので頼もしかった。
ぬりかべとか、細かいネタが面白い。

ただ、自分はドクターと顔を合わせて医務室に向かってすぐに出て行ったので、
ドクターの件でのフラグミスがあったのが気になりました。
後でやり直して医務室でなにが起こったのかは理解できましたが……。

今回は「最善エンド」とちゃんと示されます。
タイラーがボスの死を目の当たりにして、アヤ船長について憂い、
そしてマリとの約束からつながっていくエンディングが良かった。
一つ一つのエピソードがただ発生するだけでなく、ちゃんとタイラーの心に響いて、
変化を促しているのが見て取られるだけにエンディングに説得力が生まれます。

なにより、タイラーが最初から最後まで「理系の学生さん」で通したのも良い。
彼を始めとしたキャラクター達はいかにもハリウッドを思わせる
超人のような活躍はしません。

けれども、それぞれが出来る範囲で力を尽くしていたのが、
物語に強いメッセージ性を生み出していました。
それぞれに固有の能力や知識はあれど、主人公達の中身は普通の人間でもあります。
そうした「普通の人」の尽力を肯定すること。
Lifelineからずっと続くテーマは、自分にとって非常に好ましいものでした。
ハリウッドヒーローみたいに行動できるなら携帯端末で
プレイヤーが導く必要もなくなる、という側面があったとしても。

だからこそ、エンディング辺りの選択肢でのやり取りが光る。
特に選択肢「行かないで!」からの「タイラーはヒーローだよ」の流れには心を打たれた。
ヒーローというものは、ヒーローであろうとすることから生まれる。
自分に言い聞かせながらやるべきことをやり遂げた姿は、心に深く感じ入るものがありました。

この制作者さんの表現はLifeline2から一貫しているので、
「みんなそこにいた」というテキストからも、タイラーの行く末は明らか……
……だと思ったのですが、最後に「冒険はまだ始まったばかり」とあるから
ここは解釈が難しいですね。やっぱり続編あるのかな……。
でも「敵は破滅」ってちゃんと書いてあるんですよね。
気になる……。
うーん、でもやっぱりこれは最初に抱いた印象が合ってる気がするな。

最後の「知らない人」が誰なのかを想像するのも楽しい。

ところで、マリの相手はボスだったんじゃないかな、と思っている。
作中では明らかにされないけど、なんとなく。
コメント
こんにちは。ツイッターでフォローさせていただいている酢昆布です。大樹さんのLifelineの感想を見られて嬉しくて、こちらでもお邪魔させていただきます〜。
私はタイラーとの会話ばかり楽しんで、物語のメッセージにまで考えが至ってなかったのですが、大樹さんの感想を見ながら確かにそうだなと頷くばかりでした。
タイラーは特別な状況にはあるけれども、決して特別な人物というわけではなくて、だからこそタイラーの成したことにプレイヤー側が感じさせられる部分があるのかもしれませんね。

あと、もうご存知かもしれませんが、タイラー編にはもう一つ無限の途中という続編が出ていますので、お時間のある時にプレイしてみて下さい。感想もこっそりお待ちしております。
  • 酢昆布
  • 2017/01/29 8:59 PM
酢昆布さん、こんにちは。コメントありがとうございます!
自分の感想でどこかしら共感できる部分があったのなら嬉しいです。
そしてこの感想を書いた後で続編があるのに気づきました(´・ω・`)
ネタバレを避けるためにアプリの説明文すら読んでなかったもので……。
実は自分は最後にタイラーは死んだのではないかと解釈していたのですが、見事に外れて赤っ恥です。
しかし、まあこれはこれで正直な感想なので、勘違い記録として記念に残しておこうと思います。
「無限の途中」のほうもこれからプレイする予定です。感想もそのうち書くと思います。
もし良かったら、また遊びに来てくださいね。
  • 大樹@管理人
  • 2017/01/31 5:17 PM
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