ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 感想

  • 2017.09.18 Monday
  • 16:00
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜


こちらはリクエストボックスよりおすすめいただきました。ありがとうございます!

プレイしてなぜ「覚醒」以降のシリーズが主にシナリオ面で
さんざん叩かれているのかを正確に理解しました。

それと同時に、以後、任天堂の「ファイアーエムブレム」シリーズ新作で
このレベルのシナリオが拝める日は、恐らく二度と来ないのだという
諦めがつきました。

なにせ白夜王国・暗夜王国レベルで「シナリオに力を入れた」と
言ってしまえるのだからお察し。
社長クラスともなると、ゲームをプレイするどころか
恐らくシナリオなど一文字も読んでいないのでしょうが。

近年、このレベルのシナリオを読めたのは「ヴェスタリアサーガ」
だったので……当たり前といえばそうなのかもしれません。

率直に言えば、覚醒チームとのシナリオライターとしての技量においては、
「聖戦の系譜」と比べるのは次元が違いすぎて、同じ土俵に乗せることすら
やや気の毒に感じるレベルです。

これほど技量の差があると、あまりにも遠すぎて、覚醒チームでは
相手と自分の実力の差が理解できないのではないかと思いました。
実力の差を知るには、自身にもある程度の技量が必要となりますので。

しかし、それでいて「聖戦の系譜」を参考にしたのはわかりました。
近づけたかどうかは別として。

===

ところで、アプリのFEヒーローズで早期に来てくれた星5がエルトシャンで、
自分は彼をよく知らずに重用していて、貴重な戦力になってくれていたので、
偶然にもエルトシャンが出て来る作品をプレイできて楽しかったです。

シナリオは非常にドラマティックで面白かったです。
因果と業が連綿と絡み合うさまは見ごたえがありました。
名作と謳われるのも頷けます。

同時に恋愛システムを取り入れたのは、シナリオの展開を
より盛り上げるためだったのではないかと感じました。

特に今作の主人公シグルドの不幸振りは悲惨。
他ゲームでもかわいそうな主人公というのはそれなりにいますが、
シグルドの不幸は群を抜いています。

システムとしては、ターンごとにセーブできるのがありがたい。
セーブしすぎて詰まないように、章開始時点でのセーブを取っておくのは必須。
親世代と子世代システムもシナリオに紐付いてて良かったです。

以下ネタバレ感想。
近親婚をするごとに神の血が濃くなるという設定といい、
制作者が近親婚になにかしらのフェチズムを感じているようで、
そのために敢えて恋愛システムを取り入れたのだろうと思いました。

なにせ事の起こりや因果となる出来事からして近親婚が原因となっています。

運命的な一目惚れで結ばれたシグルドとディアドラ。
皮肉にも、同じくディアドラを母とする異父兄妹でありながら、
そうとは知らず子世代で運命的な一目惚れをするセリスとユリア。

ディアドラも知らずに異父兄妹であるアルヴィスと子をもうけてしまうので、
こうした血の因果が脈々と受け継がれてしまうのは業を感じさせます。

出逢った瞬間に「愛している」状態になるセリスとユリアですが、
自分のプレイでセリスはユリアとはくっつかなかったので
割と平穏にゲームを終えることができました。

とはいえ、目と目が合ったそのときに恋に落ちてしまい、
後で兄妹だと分かる、その業の深さを敢えて楽しむのも乙ではあります。

回避手段が残されているのは何よりですが、制作者の意図としては、
知らずにセリスとユリアをくっつけてしまい、後で兄妹だと分かって
驚き戸惑う、その感情変化の体験をユーザーにシンクロさせようとした
のではないかなと思いました。



シグルド

一騎当千型の英雄。
愚直なだけに搦め手への弱さが際立ちます。
なんだかんだほぼ彼とその手勢だけで大陸の半分の勢力を殲滅させてますが、
本作ではその弊害と、指揮官、公子、戦術家としてどうなのか?という部分が
描かれていて興味深かったです。
シグルドも基本的にほぼほぼノープランで突っ走ってしまうのですが、
それがバーハラの悲劇につながるのが、非常に納得感がありました。

とはいえ、ずっと操作していた主人公だけにバーハラの悲劇で
受ける衝撃はかなりのものです。
なにせ今までの戦いのすべてが無になる瞬間。
子世代で雪辱を果たしますが……それでも無常感はあります。

知り合いが誘拐されれば助けに行き、親友の妹が襲われてれば助けに行き、
親友が危機に陥っていれば助けに行く。
シグルドの行動は基本的に善意によるものなのですが、
その善意が良い結果をもたらすとは限らない。
というのも、彼は助けに行ったついでにその地域を制圧して
支配者になってしまうのですね。

そして、シグルドの最大の問題は、
戦いに勝って地域を制圧する=支配者になる という現実に
思い至らなかったところにあります。

戦いを挑んで勝者になれば支配者になるわけで、
「そんなつもりじゃなかった」という理屈は通用しない。
事実、彼はエルトシャンを助けようとして結果的に
アグストリアを支配下に置いてしまい、
忠義の騎士であるエルトシャンを怒らせてしまいます。
根が清廉なので、彼はエルトシャンを助けたらアグストリアを
返すつもりでいたのですが、そう簡単にはいかない。

つまり、シグルドの根本的な欠点は人間心理への理解の欠如、
それもとりわけ辛酸を嘗めた人間、負けた人間の心理、
要は人の持つ負の感情に思い至らないところです。
なぜなら彼は英傑なので、大抵の戦いには勝つ。

人間心理が理解できない、というのは、
人がどのような悪知恵を巡らせるか思い浮かばない、
ということにもつながります。

彼は清廉で、正義感と自信にあふれていて、
だから相手もそうだと思ってしまう。

一章で美少女と出逢ったと思ったら章の終わりにはさらっと結婚してて、
順風満帆に思えていたシグルド。
この作品はそんなシグルドの転落劇でもあり、彼の辿る末路は
物悲しいものがありました。

とりあえず彼の受けた不幸をまとめると、
助けようとした親友は処刑されるか殺され、もう一人の親友は自分を
助けようとしたがために妹ともに殺され、父親も不名誉を受けて暗殺され、
反逆者の汚名を着せられ、最愛の妻は寝取られた上にそれを見せつけられ、
不名誉を受けて失意のうちに騙されて殺害されます。

そんな彼が、セリス編でセリスを相手に亡霊となって現れたとき、
「人の哀しみを知れ」と言うのが味わい深いです。
この台詞は同時に、シグルドがディアドラを赦したことも表します。
寝取られたのは不可抗力でディアドラのせいではないので、
もともと怒ってなかったのかもしれませんが。引き裂かれた事実がただ悲しかっただけで。

ところで、シグルドがシルヴィアを子ども扱いするイベントには笑いました。
シグルドの好みは儚げ美少女のディアドラなので、活発無邪気系の
シルヴィアが好みに合わないのは分かりますが……。


ディアドラ

シグルドとアルヴィスの運命の女。ファム・ファタール。
言いつけを破らずに精霊の森に引きこもっているのが最適解だったあたり、
ディアドラは、平穏と引き換えに愛を手に入れる女でもあるのかな、と思いました。
そして、彼女は平穏よりも愛を選んでしまった。

亡霊としてセリスの前に現れたときに「身体には気をつけるのですよ……」と言い残すのが、
母親を感じさせて切なくなりました。
このイベント、なにも知らないセリスが喜々としてディアドラに、
彼女が愛した第二の夫を殺したと報告する、なかなかエグいイベント。
ディアドラは「そう」としか答えられず、セリスに真実も告げられずに
消えてしまうのが胸が痛みました。
その後で彼女をフォローするようにシグルドが出てくるのも良い。

ディアドラが辛いのは、彼女は第二の夫であるアルヴィスも
愛しているところにあります。
記憶喪失だったところを紳士的かつ親切にされれば、
好きになるのも無理ないですが……。
たとえアルヴィスがシグルドとの仲を引き裂いた張本人と分かっても、
ディアドラの性格上、怒ることもできずただ悲しんでしまうのでしょうね。

最期もいかにもディアドラらしくて、運命に振り回された人として
強く印象に残りました。


ノイッシュ

ユニットとしては正直あまり使ってなかった。使いにくい。
物語としてもほぼ喋るシーンがない。
アーダンのほうが存在感がある。子どもも作らなかったので
感想の書きようがない。なんかかわいそう。
エーディンに片想いしてた人。


アレクとシルヴィア

アレクは途中までエーディンに片想いしてた。
シルヴィアとのイベントから軟派な性格が伺えました。
そのままシルヴィアと結ばれたのですが、本拠地でのお迎えイベントの
やり取りはどれも面白かったです。
自分を待っててくれたアレクに対して無邪気に喜ぶシルヴィアに、
まあな、とさらっと返すアレクも性格が出ていて良かったです。
他にも出産したシルヴィアに対してアレクが気遣いから咎めると、
「誰がこうしたのよ」とシルヴィアが言い返して
返しに困るアレクとか、可愛いカップルでした。

それだけに、バーハラの悲劇で恐らく死んだと思われるアレクの
後を追うようにシルヴィアが失踪してしまって、子ども二人とも
孤児になってしまうのがなんともいえない……。

シルヴィアは確かに精神面が強そうには見えないですが……。

再行動を付与する踊り子は重要なので、シルヴィアは
大いに役立ちました、とはいえ、シグルドさんは
戦場に一人で突っ込んで敵をぜんぶ殲滅してしまうので
脳筋プレイでもどうにかなるのですが。


アーダン

制作者に愛されてるとしか思えない。
うちの軍のアーダンは壁役として割と活躍しました。
クラスチェンジまではいかなかったけど。

あれだけ彼女を欲しがってたのに彼女は作ってあげられなかった。
主にユニットの性能面が理由で。
エーディンに片想いしてた人。


アゼルとティルテュ

幼なじみカップル。アゼルもまたエーディンに片想いしてた人。
ティルテュを始め、親世代で生き残った女性陣は
たいがいひどい人生になるのだけどティルテュは群を抜いています。
いじめ殺されたとか……。
陽気で憎めないキャラだったティルテュが
「いつも悲しげな笑顔」となってしまったのが胸が痛みました。
それでも彼女は、最後までティニーと一緒にいることを選んだんだな……。

アルヴィスは野望のために恐らくは異母弟アゼルも殺しているので、
彼の末路は因果応報としか言いようがない。


レックス

非常に強力で有能なユニット。エーディンに片想いしてた人。
有能すぎてものすごく強いユニットに育ち、魔法兵がいなければ
ほぼ問題ないのですが、騎兵のためあちこちに派遣しすぎて
女の子と隣接させられず、とうとう独身のままでした……。

そういえば、ヨハン・ヨハルヴァからは叔父にあたるのか……。
仕方がないとはいえ、流れで実の父を殺す羽目になった挙句
家督も継げなかった気の毒な人。あんなに活躍してくれてたのに……。


キュアンとエスリン

親世代はたいてい気の毒なのですが、この二人は
善意や友情が仇になった最たる夫婦。

自分の場合はエスリンがやられて、次にキュアンが
娘アルテナを盾にトラバントに脅される流れだったので
余計に落ち込みました。
彼らが襲撃を受けたのが砂漠なので、
いくら急いでも間に合わないのが歯がゆい。

キュアンとエスリンはお似合いのカップルで
気に入ってたので残念でした。
最後に、虫の知らせを受けたようにエスリンが
キュアンと一緒にいたがったのが切ない。

あのときエスリンが一人で離脱しても、時間的に
逃げ切れたかどうか微妙ではあるので、
最期までキュアンと共にいることを無意識に選んだのかな。


フィン

ずっと独身でした。エーディンに片想いしてた人。
でもその分リーフを育てるのに全力を注いだと思うと熱い。
キュアンの信頼に生涯ずっと応え続けたところが、
騎士の生き方を通してて好感を抱きました。


ミデェール

序盤ですぐ死ぬ人、という印象しか残ってない。
エーディンに片想いしてた人。独身。
女性キャラが足りないんですよね。


エーディン

正真正銘の愛されキャラ。
モテまくっている。よりどりみどり。
お淑やかな公女さまかつ回復役となれば皆が憧れるのも理解できる。
そんなエーディンはジャムカと結ばれました。
途中までデューが好きだった模様。

バーハラの悲劇後もそこそこマシな人生を送った貴重な女性。


デュー

エーディンに片想いしてた人。
デューは結局ブリギットとくっつきました。
子世代のユニット性能を考えた組み合わせだったのですが、
エーディンが駄目なら姉のブリギッドで、というあたり侮れない。

バーハラの悲劇前のジャムカとのやり取りは切ない。


アイラ

すごく強い。ユニット性能が尋常じゃない。有能。使えるユニット大好き。
ホリンとの組み合わせはお似合いだと思います。
生き延びるチャンスはあったのに、シグルドへの義理立てのために
バーハラの悲劇に巻き込まれてしまうのが辛い。


ジャムカ

敵国の王子でありながら密かにエーディンに想いを寄せてるのが
渋くて、恋を成就させてあげました。
割と早い段階でクラスチェンジしてくれたので活躍してくれた。
イケメンは仲間で醜男は敵という分かりやすい例。


ラケシスとベオウルフ

たぶんベオウルフは本当にエルトシャンの友人だったんだろうけど、
友人を騙る知らない人だったらどうするのかと心配になりました。
しかもその後ベオウルフとエルトシャンが対面する機会がないので
騙し通せてしまうし……。

ベオウルフは使ってたんだけどあんまり伸びず。
ラケシスは主に回復役でした。

そりゃエルトシャンみたいな兄貴がいたら、生半可な男じゃ
納得いかないのは理解できます。今回はユニット性能のために
ベオウルフを選んだけど、フィンとの組み合わせも可愛い気がする。

ラケシスの想いを知りながらベオウルフが距離を取ってたっぽいのが
苦味のある恋を感じさせました。
でもちゃっかりやることはやってるんだね……
しかし、男性陣が生き延びた例がほぼないのは、やっぱり
男性陣がパートナーを始めとした女性陣を逃がすために
壁になったのかなあと思うと鬱になります。

余談ですが、ラケシス救出の章で騎士三人を守り通すのしんどかったです。


レヴィンとフュリー

フュリーの積年の片想いが実ったのも束の間、
幸せだったのはほんの僅かな間だったんだなあと思うと心が痛みます。
フュリーからすれば訳が分からないけど、レヴィンの立場からして
人間としてのレヴィンが歩んでつかむ幸せに彼は手を伸ばせなかったわけで
生殺しのようでそれはそれできついものがあるんじゃないかなあと思いました。

ほとんどの仲間たちは失意の中で死んでしまったわけで、
幸運にも蘇生してもらえたレヴィンだけがフュリーと
生きる道を選べないのも理解できます。
フォルセティに心の一部を預けた以上、責任を感じてしまうのも、
死んだ仲間たちの無念を晴らすために贖罪を自分に課してしまうのも
よく分かりますが、セティとフィーが怒るのもよく理解できて辛い。

子世代編でのレヴィンは、普段は冷静だけど、
セリスが「この戦いに意味はあるのか」と迷う様子を見せたり
子どもたちに「母(フュリー)が可哀想だ」と詰られたりすると
感情的になるので、フォルセティそのものではなくて
レヴィンの意識は残ってるのだと思う。

フォルセティだったらフュリーのことであんなに感情的になる必要ないし。
「可哀想なことをした」とひどいことをした自覚はあってそれを認めてるのに
「これは俺たち夫婦の問題だ!」と開き直りとも取れる反応からして
痛いところを突かれたんだな、という印象を受けました。

「俺たち夫婦の問題だ」は反論を封じて議論を打ち切る言葉であって、
要するにこの話題を継続したくないからこうした言葉が出たわけです。
元気に過ごしている、とレヴィンが思いたがっていたフュリーの死を
あのときに初めてレヴィンは知った。
しかも立場上、哀しみを表に出せません。
更にそのことで詰られたとなると、多少なりとも動揺して
余裕を失うのは、レヴィンにとってフュリーが、
「死んだと聞かされて冷静さを失ってしまう人」であり、
少なからぬ情があった証左でもあります。
加えて子どもたちに責められては立つ瀬がありません。
だって自分でも「かわいそうなことをした」と思ってるんだから。

たぶん子ども達は「すまなかった」と、レヴィンに
一言謝ってほしかったのだと思います。当然です。よく理解できます。
単純に謝罪に思い至るような心の余裕がなかったのもあるだろうし、
仮に謝罪すれば、「なぜこんなことをしたのか」も説明しなければならず、
レヴィンがどのような存在になったのかを知らせなければならない。
フォルセティの介入が本来はまずいものである以上、
それが出来なかったとも考えられます。
適当にごまかせるような相手でもないし。

どうでもいいと思ってたらもっと冷静に対応できるけど、
レヴィンの態度は「冷静さを装おうとした」態度で、
お世辞にも冷静であったとは言いがたい。

トラキアでのセリスの迷いも、たぶんレヴィンの中に同じ気持ちがあって、
それを打ち消すために敢えて必要以上に厳しい対応をしたように見えます。
思わずオイフェがフォローするぐらい。

どちらも非常に人間的な、感情的な反応なので、
あれはレヴィンが見せた反応というほうがしっくり来ました。
みんな死んじゃったのに自分だけのうのうと生きのびてしまった以上
気負うのは当然とも思えます。
自由でいることをあれだけ望んでいた彼が、
覚悟を決めた後に「自由にならざるを得ない」存在になるのは皮肉ですね。
ひとつに留まらない風のように生きることは、孤独と隣り合わせであり、
皮肉にもレヴィンの望みが叶ってしまったのは、どこか悪魔的だと思いました。

ところで、レヴィンの好みは、妹のフュリーよりも姉マーニャだったようで、
勇ましい感じの子が好みなのかな、とちょっと思った。
シルヴィアに軽く可愛いとか言ってみたりして、知らないところで
女の子をたくさん泣かせてそう。

ユニットとしては鬼のように強い。
レヴィン一人いればクリアできるんじゃないかってぐらい強い。
ボスユニットもレヴィンがいれば大抵なんとかなるので
彼がバーハラの悲劇でやられてしまったのが信じがたい。

レヴィンがいれば一軍を全滅させられると思う。
大変お世話になりました。


ブリギット

強いけど加入が遅くて惜しい。
ブリギットほど勇ましい女性だと、デューみたいな子か、
温厚で優しい人のほうが合ってる気がします。
さもなくば、よほどの英傑でないとブリギットに気後れしそう。男のほうが。


クロード

バルキリーを使用する機会はありませんでした。独身。
あれだけ自分に好き好きオーラ出してたティルテュが
あっさりアゼルとくっついた時、彼の胸に去来した思いやいかに。
加入が遅かったのでほぼ使いませんでした。


エルトシャン

忠誠を誓う主を盛大に間違えてしまった人。
忠義の騎士であろうとしたのに、それがどんどん事態を悪くしてしまって、
しかもあんなにあっさり死んでしまうと思わなくて放心しました。
いかにも重要そうなキャラなのに……。
ちゃっかり奥さんいるのにびっくりしました。
エルトシャンが忠義を向けるに値しない主は、民のためにも
見限るべきだったように思います。


アルヴィス

策士策に溺れる典型。
アルヴィスの悲哀は、ディアドラに本当に惚れてしまったところでしょうか。
彼には彼の理想があったのだけど、エルトシャンやシグルドのように
愚直でもうまくいかず、アルヴィスのように権謀術数に秀でてもうまくいかず、
その辺りの描き方はバランスが取れてるように思いました。
きっと中庸でないといけなかったのだろうな。

密かにセリスへティルフィングを返してみずから幕を下ろしたところは
潔いと感じました。シグルドの亡霊がそれを知っている風なのも感慨深い。


セリスとラナ

危うく近親婚に走りそうになる子世代主人公セリス。
セリスはラナと結婚しました。鉄板の幼なじみカップルなのに、
ラナに「ユリア様に申し訳なくて……」と言わせるこの作品は一体なんなのか。
そこまで禁忌の愛に陥らせたいのか。
兄妹婚への執着を感じて若干引きます。
ラナのクラスチェンジが遅かったのですが、攻撃魔法を使う機会はとうとうなかったな。

ところで、ヒーローズのセリスはなんか雰囲気違ってコレジャナイ感ある。


スカサハ

ユリアとくっつけようとしてターン数不足で失敗。
コープルのエリートリングを手に入れてその後は
クラスチェンジして強くなりました。
スカサハなら相手には困るまい。


ラクチェとヨハルヴァ

ヨハルヴァを選びました。「俺はお前とは戦えない!」と拒否するヨハンを
躊躇なく殺せるあたりラクチェはただ者じゃない。
仕方のないことではありますが、兄貴を斬り殺した女と
普通に結婚したヨハルヴァもすごい。
まあ、ヨハルヴァは戦士なので、戦場で殺し合うのは当然と
考えているのかもしれませんが。殺さなければ殺されるわけだし。

なんだかんだヨハルヴァとはお似合いだと思います。
顔グラかわいいし。
ユニット性能がラクチェもスカサハも高いので、
この双子には序盤でかなりお世話になりました。


オイフェ

魔法に弱いけど割と活用した気がします。
物語としては、シグルドにセリスを託されたオイフェが立派になって
しみじみしました。シグルドを慕っていたオイフェが、
セリスに慕われてるさまを見るのは微笑ましい。


レスター

早めにクラスチェンジしました。割と使った気がする。独身。
一人でヴェルダンをまとめるエンディングだったので大変そう。


デルムッド

クラスチェンジできずに後半は留守番。独身。
父ベオウルフと同じく性能が微妙……。


ユリア

子世代編のキーパーソンの一人でしたが、セリスと禁断の愛に陥らず、
セリスへの思慕を兄妹愛に置き換えられてなによりでした。

それにしても、いかにも正妻でございと言わんばかりに
セリスの横の場所にいるのに、セリスに選ばれなかったって気まずいな。
兄妹だったので面目は保てますが、それにしてもラナにも
気を遣われてるあたりユリアの片想いは暗黙の了解だったようで
なんというか、居づらくないのかな、すごいなって思いました。


フィー

途中までパワーリングをつけてて主力でした。
クラスチェンジしてレベル30ぐらいまで行って大活躍。
うちの軍は主にセリス、アレス、フィー、セティ、シャナンでなんとかしてた気がする。
途中までフィンとオイフェ、後半ではリーフを鍛えて主力入り。

アーサーとの組み合わせが可愛いですね。
フィーののんきなところは平時のレヴィンに似たのかな。
セティの真面目なところはフュリーっぽい。


アーサー

無事にティニーを仲間にできて感無量。
途中までティニーを仲間にできなくて困った思い出。
アーサーとティニーは揃って留守番が多かったです。
それでもアーサーはたまに戦ってたけど、ティニーは
死ぬ確率が高かったので……。
フィーとのやり取りは心が和みました。


シャナン

バルムンクを持ってると回避が高くなるので、
困るとなんでもかんでもシャナン任せにしてました。
詰まりかけるとぜんぶシャナンが一人でどうにかする。

親世代編でディアドラを強く止めなかったことを気に病んでいて
哀れでした。しかしあれでは罪の意識を感じても仕方ない気もする。

伴侶はパティ。
なんだかんだパティに甘いところが微笑ましい。


リーフとナンナ

鉄板の組み合わせだと思う。
リーフのセリスへの態度が最後まで固かったのがちょっと残念。
別になにかあるわけではなく、二人とも真面目だからなのですが。

ナンナは騎兵の回復役として貴重なので活躍しました。
リーフも後で鍛えたおかげでクラスチェンジして戦力になった。


アレス

とうとう仲間にならなかったエルトシャンの代わりに
アレスが仲間になるのは心憎い演出。

伴侶はリーン。

母に植え付けられた憎悪のせいで振り回されそうになるのが
業を感じました。最終的にはリーンの言葉を聞きつつ
誤解も解けたようでなにより。


ティニー

ファバルとくっつけました。エンディングでは遠距離恋愛に。
幸薄そうだったのでエンディング後はもうちょっと幸福な
人生を歩んでもらいたい。

ユニットとしては回避しづらく打たれ弱いのでほぼ使いませんでした。


リーン

踊り子は大事なのでかなりお世話になりました。
割とアドバイスも的確だし、冷静な子なので、
これはアレクに似たのかな……。
いや、誰が父親でもこういう子なんだとは思うけどさ……。
あるいは、彼女が生い立ちで苦労したからかもしれません。


セティ

主力でした。フォルセティ持つと攻撃が当たらなくなるので、
困ったときはセリス・セティ・シャナンの誰かでどうにかしてた。

アルテナとくっつけようとしたのですが間に合わなかった。
とはいえセティなら引く手あまたという気もします。


コープル

ハンニバルの養子ということで、姉リーンと違って恵まれた環境で
育つことができた幸運な少年。彼はリーンが姉だとは知らない模様。
リーンも知らないみたいなんだけど、誰も教えてあげないのかな……。
レストの杖とレスキューの杖をもたせてたので終盤まで前線にいました。
リーンとの連携も姉弟を感じさせます。


アルテナ

トラバントとの確執、アリオーンとのすれ違いと
ドラマティックな人生を歩んだアルテナ。
アリオーンを殺さずにエンディングを迎えられたので良かったです。


アリオーン

いつもアルテナを庇ってフォローして大変そうでした。
それでもトラバント王の気持ちに一番近いところにいて、
皮肉にも、最後の最後でトラバントがアリオーンに親としての情を
見せたせいで、アリオーンが休戦できず、トラバント王の影を
追うようになってしまったのがなんともいえない。


ユリウス

イシュタルとの仲に色気があって良いですね。
ユリウスがイシュタルを気に入っているのは、ユリウス自身の
意識によるものなのかが気になるところ。

ユリウスが完全にロプトウスだったとしたら、誰かお気に入りに
執着するのも不思議な感じがするので。

親の因果が子に報い、誰よりもその割りを食ってしまったのが
ユリウスなのかもしれません。


イシュタル

ユリウスのやり方に心を痛め、影で子どもを逃がしたりしつつも
ユリウスを愛しているから裏切れなくて、と悲哀の多い子。
強いのでアレスのミストルティンで倒しました。

こういう状況なら、むしろ母ヒルダのように酷薄だったほうが
良かった気もします。
ロプトウスが覚醒する以前のユリウスに惹かれて続いていたのだとしたら
悲惨ですが、うすうすユリウスがユリウスでないと気づいていても
離れられない気持ちも理解できました。

単純に、ユリウスのような暴君に特別扱いされると、
魅了されてしまうのも分からないでもない。


===


楽しかったです。
夢中でプレイしたので、クリアしてしまうのが寂しい。
コメント
初めまして。
聖戦の系譜は自分が小学校の頃にプレイしたゲームで懐かしいなと思いながら通りすがりにコメント失礼致します。
一つだけ、確かセリスとユリアは仕様上恋人にはできなかった気がします。(恋人寸前位まで上がると逆に下がってしまう)

ストーリーはシグルド5章が本当に印象に残っています。リメイクされればなと思いますが、今の任天堂にされるのは…と微妙な気持ちにもなりますね(苦笑

懐かしい作品の感想を見られて嬉しかったです。
ありがとうございました!
  • みり
  • 2017/09/18 7:56 PM
みりさん、初めまして!

>一つだけ、確かセリスとユリアは仕様上恋人にはできなかった気がします。(恋人寸前位まで上がると逆に下がってしまう)
Σ(゚Д゚)
そ、そうだったのですか……!! 知りませんでした。
教えてくださってありがとうございます!
占いで調べて「愛している」表記だったので、てっきり恋人になれるものだと思いこんでいました……!

シグルド編5章は忘れられないですね……。
リメイクに対するお気持ち、よく分かります……。
今の任天堂が手がけるのは複雑な気持ちですね……。

こちらこそ、読んでくださって嬉しかったです。
ありがとうございました!またぜひ遊びにいらしてくださいね。
  • 大樹@管理人
  • 2017/09/18 8:28 PM
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