TR∀P DEAD 感想

  • 2019.01.20 Sunday
  • 20:18
TR∀P DEAD

こちらはリクエストボックスよりおすすめいただきました。ありがとうございます!

【BL/グロ表現含】探索?結果でEDが変わるBLADV。

この手のBLゲームに珍しく、主人公視点は追われる側ではなく
狩人のほうです。斬新。

序盤から飛ばしているので、ヤンデレBL好きは楽しめるはず。
イラストも可愛らしい。

フラグとキャラが起こす行動が連動していて、
探索ゲームとしてとても良いです。

なんというか、このゲームをプレイして、
恋愛感情は友情への裏切りなのだな、と思いました。

以下ネタバレ感想。
保高

怖い。

ワンブレスの長台詞は怖い。

なんで序盤からこんなにフルスロットルなんだよ……

これまで積もり積もった執着を爆発的に
解き放ってしまったからだとは思いますが……。

悟也へ狂気的な執着を向ける保高についつい目がいってしまいますが、
保高は心のどこかで、悟也は手に入らないという絶望を抱えています。

その絶望が高じて、保高はかなり飛躍した方向性で悟也を手に入れたいと願う。
友情であれ、信頼であれ、なんらかの真情に対して
どうしても恋愛感情は相反するものになってしまいます。

それは、友情を始めとした真情が「互いへの尊重や信頼」を軸にしているのに対し、
恋愛感情は、嫉妬や、相手を自分のものにしたいという独占欲を孕み、
表に出た瞬間に関係性が変質せざるを得ないから。

「相手の気持ちを尊重する」とは、「相手が自分を拒絶しても受け入れる」という意味でもあり、
「どのような卑怯でおぞましい手段を取っても手に入れたい」という欲と
必ず衝突するからです。
通常は葛藤が生じるのですが、保高はなんかそこでメーターを振り切ってしまいます。

行動次第では悟也殺しを思い留まるので、ここまで自分を奮い立たせないと
告白もできないくらい、悟也との関係の終焉が怖いんだろうなと思いました。

だって悟也を殺してしまえば、悟也は保高を拒絶しなくなるし、
保高以外の誰かのものになることも永遠になくなります。

それはつまり、保高が悟也の心を手に入れる機会も、
永遠になくなってしまうという意味でもあるのですが。


悟也

恋愛感情が友情への裏切りである以上、
裏切られたほうは少なからずショックを受ける
ものです。

しかも悟也のほうは保高を憎からず想っていて、脈ありの状態だったからこそ、
親友にいきなり狂気にみちた執着を見せられて気の毒でした。

親友でい続けるのは、保高にとって地獄の苦しみであり、
応えられない感情をぶつけられるのは悟也にとって地獄なので、
そのすれ違いがなんともいえない。

しかし、保高がちょっと反省したりなかったことにしたりしただけで
あっさり受け入れてしまう悟也は、心のどこかで保高という名の
親友を失いたくないと強く願っていたのだろうなと感じます。

保高は悟也を殺して自分のものにしたいという執着で頭がいっぱいだけど、
悟也にとって保高の豹変は、ある日突然、親友である保高が
死んだに等しい衝撃を受けているわけです。

それを考えると、同情を禁じ得ない。

「ご都合主義の、ハッピーエンド」でなんだかんだ両想いになって、
まあ、よかったのかもしれない……。
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