かもかてプレイ中3

  • 2010.01.09 Saturday
  • 02:09


「冠を持つ神の手」プレイ中。べらぼうに面白いです。
プレイ記というか感想というか、ネタバレ満載なので注意注意。

※1/8 更新しました!

以下ネタバレです。
拍手ありがとうございます!

リリアノ憎悪、ローニカイベント回収、あとはルージョンの愛情・友情・裏切り・殺害とサニャ憎悪を見てきました。

まずはリリアノ憎悪から。
タナッセ愛情狙いセーブデータの途中からやろうと思ったのですがレハトさんの憎悪が上がりきらなかったので結局最初からやり直しました。このレハトさんは、「大好きな故郷だったのにいきなりこんなところ連れてきやがってこんちくしょう死ね!」って思ってる感じでプレイしました。リリアノは別に憎まれても構わないと思ってはいるんだろうけど、よりにもよってタナッセを、ってところが許せなかったんだろうなあ。
でも死なないでいてくれるので微妙なような嬉しいような。
しかしこのルートだとヴァイルがタナッセ死刑に立ち会うのですね。かわいそすぎる……!
刺殺の時のリリアノは「因果応報」だと思ってるのかもしれない。ネセレとのことを覚悟していて受け入れていたリリアノだからなあ。でも憎悪ルートだとやはり何かしらの刑が下るのか。

「刺さない」ことを選択した時の、最後の王としての忠告が痺れます。人としてのリリアノと王としてのリリアノ、それを完璧に使い分けていたからこその一言だよなあ。そして人としてのリリアノは死んで、残った「何者でもない」リリアノはこれから復讐に生きるのか……やっぱりあまりにも報われない……! だってローニカとすれ違って、クレッセともすれ違って、大事な弟には憎まれて結果的に自殺されて、そんで唯一ともいえるタナッセを喪ったリリアノはレハトを死ぬまで憎むのかと思うと哀しい。
あと「弟の思い出」を回収してなかったので見てきました。やっと色々繋がった……! イルアノさんの心情を思うと切ない。リリアノは弟に憎まれたままだったと思ってるかもしれないけど、イルアノさんはリリアノが憎くて、でも好きで、っていうことですごく葛藤して大きな闇を持っていた人物だったと思うのです。そこでようやく見つけた闇に光をもたらしてくれるような存在が奥さんだったのにヴァイルに印が宿って奥さんも死んでしまって……本当にやるせない姉弟です。イルアノとしては憎みたくないのに憎まずにはいられないという。

***

ずっと謎だったのですが、ヴァイルの本名ってヴァイル=ニエッナ=リタント=ランテですよね。でもレハトが名前変わる場合はレハト=ランテ=リタント=ヨアマキスになるって言ってたから、普通ならばランテの家名を選んで「ヴァイル=ランテ=リタント=ニエッナ」だったと思うのですよ。だってニエッナって奥さんの家名ですよね?
そこを敢えてこの順序にしたっていうところだけでイルアノの葛藤と憎悪が見えるようで胸が苦しくなります。せめて家名は「ニエッナ」を。奥さんには何も与えてやれないし、ヴァイルには額に印があるけどそれでも、いやだからこそってことなのかな。悲しすぎる……。


※10/29 すいません、間違えてました……!!
かもかての名付けルールは、『名前=副家名=(継承権持ちなら間に+リタント)=本家名』の順で、『ニエッナ=リタント=ランテ』というヴァイルの名は、順当に格上の家名である、『ランテ』を選択している形だそうです! 名付けルールについては、グラドネーラ事典の「姓名の規則」の項をご覧ください……と拍手でご指摘いただきました。
上の内容はほぼアドバイス原文丸パクリです。すいません、仰る通りですorz……恥ずかしい勘違いでした、ランテを選択していたのですね(><)
教えていただいた方、本当にありがとうございました!!!!

***

イルアノとリリアノへの確執を考えるだけでもう変なところが痛くなります。リリアノはファジルに色々しつけられたからだけじゃなく、そのせいで可愛い弟がこんな扱いだったんだと思うと何が何でも完璧な「王」にならなくてはと思っただろうな。

あとローニカイベントでネセレ関連を拾ってなかったので拾ってきました。ネセレはモゼーラがもっと偏屈になったようなイメージがあります。何を言っても何をやっても否定されて、段々味方はいなくなっていって……ってそりゃ荒れるだろうと。
これは主人公の名前をネセレで始めたのですが、主人公がネセレと名乗った時に業を感じただろうな。友情エンドならば「ネセレ」に再び仕えられて報われた、とも取れるけど殺害エンドだったら「ああ自分のやってきたことが返ってきた」って諦めるんだろうか。まだ憎悪エンドは見てないのでぜひともネセレプレイで回収したいところです。
何でローニカとリリアノの愛情エンドが成立しなかったのかずっと考えていたのですが、イベント関連を見て納得。「完璧な王」であろうとしたリリアノと、「リリアノを見て親友であるネセレを手にかけた」ローニカが、リリアノを人として見るのは確かに無理かもしれない。だってローニカは王としてのリリアノに惚れたわけだから。リリアノはそれがよく分かっててだからすれ違って、人としてのリリアノを見てくれたクレッセと一緒になったんだろうなあ。でもクレッセは王としてのリリアノを気遣って離れていってしまうという何だよこの無限ループ。胃がすげーキリキリしてきました。切ない悲しいよ陛下あああー! だからこそモゼーラとの友情エンドでレハトを挟んで話が出来たことはすごく大きな意味を持つ良いエンドだったなと思います。個人的にかもかての正史を選ぶとしたらモゼーラ&陛下との友情エンドかヴァイル愛情or友情エンドだと思います。

サニャ憎悪。ヒントにある通り「オレ様は偉いんだぜヒャッハー!」って気持ちで進めてみました。サニャが可哀想過ぎるだろ。

でもこのルートのレハトさんの心情を考えると、いきなり城に連れられて城中に白い目で見られて、「何が何でも貴族になってやる、俺は這い上がってやるんだ」とプレッシャーで死にそうになっているところに故郷を思い出させるサニャがお世話をするわけですよ。しかもドジを踏んでしまう。しかもそれをみんなに笑われている。レハトさんからしたらまるで自分を嗤われているところを見せられてるみたいで、だからサニャにどんどん憎悪が膨らんでいったんだろうなと思います。個人的にレハトさんの初恋の女の子がサニャに似てたのもあるから、っていう設定だと萌える。
「神様の間違い」でキレたサニャにほんとに土下座したくなった。ほんとごめん、マジごめん。

そしてルージョンですよ奥さん。
何この子。何でこの子こんなに踏んだり蹴ったりなの。泣きそうなんですけど。ルージョンはBGMがすごい好きです。
「ありえぬ存在」ではゆりりんのさすがの洞察力にビビりつつ、タナッセの必死具合に笑った。タナッセいい奴ですよね。トッズは現実的で胸に何か胸にざくっときました。皆の「魔術師」観が見えて面白いなあ。
最初は愛情を狙って「一緒に魔術師」な友情エンドに辿り着いてしまいました。やっと愛情エンド見た時は感無量。女を選んだレハトさんは、ルージョンの心の傷を想って敢えて女にしたんだろうな。「自分だけは絶対に傷つけたりしないよ」っていうのを身を以って証明したわけで。でもそれではルージョンは永遠に男嫌いのままだという……ていうか納豆マジ死んだほうがいい。
だけど納豆が「老魔女にそっくり」とのことなので、お婆ちゃんがあれぐらい冷酷だった時にルージョンを鍛えていくうちに情が湧いてしまい……という展開にはほろりと来ました。
ルージョンは「逃げるその先」の最後の台詞に胸が抉られました。
「結局自分の存在は何だったのか」という問いに最後まであんな答えしか出せなかったルージョンにもうほんとうわああああーん!
引導を渡してあげた陛下はすごい優しいと思います。

※11/7 追記しました!
勢いだけでローニカ過去話妄想が出来上がりました。
同じネタでVer.Bがこちら。憎悪エンドはまだ見てませんが、四代がちょろっと出てきてしまうのでイメージ壊したくない方はご注意を!

※11/29 追記しました!

今はだらだらとかもかてをプレイ中ですがなかなか進みません。

グレオニー殺害Ver.A後妄想です。
お姫様と騎士みたいなおとぎばなしっぽいものを書こうとした結果、何でかこうなりました。何でだ。明るいものが書きたいよおお。

今は双子の和解エンドに挑戦中ですが難しくて見れていません。お互いに親友状態になるのに「もうひとりへの想い」が発生しない……ううう。今度は思慮深い魔術師レハト&トッズなんかも書いてみたいです。

***

拍手&コメントありがとうございます!!

>レビューに〜の方
ブログに興味を持っていただいて嬉しいです。良かったらまた遊びに来てくださいませ!!

>今井様
長いコメントをいただきましてありがとうございます。嬉しかったです。ローニカに需要があってほっとしました。四代とローニカの関係性は色々と滾りますよね!!!(ぐっ)

***

※1/8 追記しました!

こんなところですみません。
今更ですが、あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方に遊びに来ていただいてありがとうございました。
今年もまったり進行でいきたいと思いますので、良かったら覗いてくださると嬉しいです。
しかしかもかてが足りなくて禁断症状が出そうだ……

そんなわけで何故かユリリエ憎悪Ver.Aで「愛」選択後の小話を書いてしまいました。もっとプレイボーイレハト様を書きたかったけどうまくいかなんだ……ていうかユリリエのあの気の利いた言い回しが書けない……!
オリキャラとか出ちゃってるので注意ですよー
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